「僕は本当に今まで何も考えずに生きてきて、“言われたとおりやっていればいいや”ってタイプの人間なんです。だから、相方の言葉を受け止めといたら『THE MANZAI』で優勝できた。そこにしんどさはなくて、じゃあずーっと言うことを聞いておこうくらいの……」    

 と話すのは、ウーマンラッシュアワーのツッコミ担当・中川パラダイス。“何も考えない”その発想には相方である村本もあきれるという。

「以前、ブログを書いて文章力を鍛えなさいと中川に言って、“1日更新しなかったら罰金100円”ということにしたんです。でも更新しないので、僕はずっと黙っていて“1万円ありがとうございます”って100日後に言ったんです。当然コイツは“何?”って顔してるので“ブログ更新しなかったやろ”って伝えると“わかった”って、1万円出すんですよ。普通は嫌がるのに……」

「僕はお金がなくても、その中で幸せを見つけられるタイプだと思うんですよ。月1回お肉の日があったら、そこをすごく楽しみにするとか」(中川)  

 網膜剥離になった際には、妻のありがたみが身にしみたという中川。

「たぶん、僕ひとりだったら失明してましたね。目の調子がおかしいことも、直前まで伝えてなかったんです。言ったときには、ほぼ見えてませんでしたから。実際に“あと3日遅かったら失明でしたよ”と病院で言われて」  

 漫才同様、家庭でも何もやらないとか。

「病院に行くときも、僕が“時間がない”とゴネていたら“スケジュール見せて”って言って“ここが空いてるやん、ここ行きやっ”って。病院までついてきてくれたんですよ。入院中も、1歳半の子どもを寝かすのでちょっと早めには帰るんですが、本当に毎日、面会時間ギリギリまでおってくれて。ほんとに助かるな、と思いますね」(中川)  

 村本が売れ続けるのと対照的に、自分の仕事が激減しても、それはそれで慣れるだろうと話す中川。

「そこがリアルに想像できない。本当にヤバいと感じるまでわからんというか……」(中川)