この春、激戦を繰り広げる生情報番組に参戦したフジテレビ系『直撃LIVE グッディ!』(月~金曜午後1時55分)。ベテランの安藤優子と並ぶ番組の顔として、キャスターに初挑戦している高橋克実にインタビュー。

番組本番を終えてスタジオを出る際に“グッディ”ポーズを披露。この日いちばんの笑顔だ(撮影/近藤陽介)
番組本番を終えてスタジオを出る際に“グッディ”ポーズを披露。この日いちばんの笑顔だ(撮影/近藤陽介)

「1日がホントに長いです。4日目ですが、自分の中ではずいぶん(長く)やっている感じです」

 番組スタート(3月30日)から4日目に取材にお邪魔したが、2時間生放送のキャスターは、同じ“LIVE”でも舞台とは勝手が全然違うという。

「いちばん違うのは頭の疲れ方です。舞台は、セリフがあるので、共演者が違うことを言うことは少ない。でも生の情報番組は、刻々とニュースが変わり、ぎりぎりまで(番組内容が)動いているので、対応するのにまだ慣れないです。

 キャスターをする前に、家でニュース番組を見ているときには想像もできなかったことです」

 帰宅後は、大好きな酒を飲むこともなく、入浴して夜9時半には床に就く。

「自分でもビックリです。そうとう疲れているんだと思いますよ」

 持参している愛妻弁当が、活力の源と思いきや、「今は、睡眠です(笑い)」。

 スタート前の制作発表では、フジの夕方ニュース番組の看板キャスターとして長年活躍してきた安藤とのコンビについて、「サザエ姉さんとカツオのような関係でやらせてもらえれば」と話していた。

「安藤さんご本人に、しばらくは“おんぶに抱っこ”でお願いしたいと伝えております」

 1日も早くキャスターという新たな仕事に慣れることが最優先だが、その先の目標も掲げる。

「本番が終わった金曜日に、スーツを着たまま、安藤さんと新橋に飲みに行くのが夢です」

 夢の実現を果たすべく、奮闘の日々が続く。