「メガネをかけた役って、そんなにないです。今回で、3度目くらい。仕事ではコンタクトレンズですが、視力が悪いのでプライベートではメガネなんです」

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撮影/坂本利幸

 “本屋へはよく行くし、バイトをしてみたいと思ったこともある”と語る、千葉雄大がメガネの似合うイケメン書店男子役で登場するのが、ドラマ『戦う!書店ガール』(関西テレビ・フジテレビ系、毎週火曜日、夜10時~)。

 ペガサス書房・吉祥寺店を舞台に、渡辺麻友(AKB48)演じる自由奔放な23歳のお嬢様書店員・亜紀と、稲森いずみ演じる40歳の苦労人副店長・理子の、世代も境遇も、性格も違う、水と油のような関係のふたりが仕事、恋愛、人生と戦う姿を描いている。

 千葉が演じる三田孝彦は、同世代の亜紀から猛烈なアタックを受けながらも、理子を尊敬するとともに、恋心も抱いている。

「三田の亜紀に対するものと、理子さんへの気持ちとか、振る舞いってぜんぜん違う気がします。自分では、理子さんに対して頑張っているつもりでも、はたから見ると“もうちょっと”。逆に、亜紀ちゃんには、どんどん踏み込まれていく感じがありますね」

 理子への態度が“もうちょっと”な三田は、人間関係の洞察力に優れているがゆえに感情をうまく表現するのが苦手というキャラ。

「物事を俯瞰(ふかん)から見て考えるから、わりと他人のことがわかる人なのかな。自分にも近いところがあります。僕は見抜くというより、窺(うかが)う感じですが。現場の雰囲気ですか? まだ、撮影の序盤なので……、わかってないです(笑い)。物静かな方が多いんです。でも絶対に“オモシロ”を持っている感じがします」

 ちなみに、三田とは対照的に、はっきりと自分の意思表示をする亜紀みたいな女性って、どう思う?

「三田と同じで僕も、あまりにも積極的に来られると、ガシャンってシャッター閉めてしまうタイプだと思います。相手によるのかもしれませんけど。できれば、自然な流れがいい。なんとなく関係ができあがっていくみたいな。僕自身、話が合うとか、雰囲気が素敵だなと思う方なら、年齢は特に気になりません。以前、年上の女性に特別な思いを持ったこともあります。それは、憧れに近い感じかもしれませんが。このドラマは、恋愛を通して、いろいろなことが見えてくるようになっています。一歩踏み出すことで好転することもあれば、引くよさもあるとか……」

 う~ん、なるほど!! なかなか深い。最後に千葉くんから―。

「女性はもちろんですけど、男性が見ても“わかる”と、共感してもらえると思います」

千葉くんと書店や本の関係

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 誰かと待ち合わせして、ちょっと早く着いたりすると本屋に入ることが多いです。最近で印象に残っているのは、ちょっと前に読んだ吉田修一さんの『怒り』。ジャンルでいえば、ミステリー系が好き。コミックも読みますけど、そんなに詳しくないんです。世代的には『ドラゴンボール』とか『SLAM DUNK』なんですけど、触れていなくて。当時は"スポ根"のよさがわからなかったんです。なんだかんだ言って、自分はアツイものが好きだってわかってから、理解できるようになりました