「テンション、めちゃくちゃ上がりました。ディズニー、しかもシンデレラの声ですよ!」

 実写版の映画『シンデレラ』の日本語版で、主人公の声を担当することになった高畑充希。オファーが来たときの気持ちを、満面の笑みとともにこう話し始めた。

「『シンデレラ』は物心ついたときから知っていました。絵本だったのかな……、アニメーションではなかったと思います」

 そして"相方"の王子の声を務める城田優について聞くと……、

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「城田さんはリアル王子(笑い)。日本で王子を体現したら、右に出る者はいないくらいですよね。私、イベントでシンデレラの青いドレスを着させてもらったんですけど、白いタイツをはいている城田さんがあまりにも似合いすぎていて、横に並びたくなかったくらいです……(笑い)」

 そんなふたりが声をあてている映画の見どころは?

「か弱く、耐え忍ぶというのがみなさんが持っているシンデレラの印象かもしれないけど、この作品の彼女は自分の意思で耐えているというか、すごく強い女性です。なぜ王子が彼女に惹かれたか、どうして継母や義理の姉妹にいじめられても家を出なかったか、そういうところもキチンと描かれているので、ぜひ見てほしいです」

教えて! 充希ちゃんの"王子さま"

「私が関西出身なので、楽しく言葉をキャッチボールできる人。それこそ"王子をやって!"とお願いしたら、木馬にまたがって白いタイツをはいて"迎えにきたよ♪"なんてふざけてくれたら最高ですね(笑い)。周りにやってくれそうなキャラクターの人もいますけど、頼んだことはまだないなぁ(笑い)」