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 その特異なキャラクターを生かし芸能界でも活躍する蛭子能収さん。そんな蛭子さんが最近、本職である漫画本を上梓。その名も『芸能界 蛭子目線』(竹書房刊)。

 同書に掲載されている仕事の裏側を描いた回「太川陽介との『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』」の内容が興味深い。5年以上続いているこの放送は太川陽介さんと蛭子さんのコンビがゲストに女性芸能人を迎え、路線バスのみを使い日本各地を旅するというもの。

「あの番組は、太川さんの言うことを俺が聞かないのが面白くてウケているんでしょうね。地元の名産とかじゃなくて、好きなものを食べるとか。ちゃんと太川さんの言うことを聞いているつもりなんですけどねえ。あと、あの番組は、スタッフの指示じゃなくて、自分たちで考えてゴールまで行くんだけど、太川さんはゲームが好きだから、あの人はこの番組にピッタリだと思う。期間内に到着しないとってみんな焦るんだけど、俺は早く帰りたくてしょうがないんだよね。でも最近は、コツをつかんできたというか、俺も期間内に着くように頑張ろうと思えるようになりました」

 ほかにも年末恒例の人気番組『ダウンタウンの絶対に笑ってはいけない』(日本テレビ系)で本番での出演時間は1分だったのに、ロケは15時間もやっていたという話も。

 また食レポを6軒連続でやってお腹を壊した話などが収められており、ひょうひょうとした笑顔の裏に隠された苦労の一部がうかがい知れる内容となっている。そして、苦手だと公言する“ドッキリ番組”についても、こう物申す。

「俺、ドッキリ番組って好きじゃないんですよ。大がかりな準備が必要だし、それを用意するスタッフの人は大変だと思うし、芸能人いじめ、みたいに思えるときがあるんです。困っているところを見てみんなで笑う、みたいなのは好きじゃないな。前、床にトリモチが塗ってあったのに倒れ込んじゃって、動けなくなったことがあったんですよ。それでズボン1枚ダメにしちゃったし……。見ていて感動するドッキリ番組とかなら、イイと思うんですけどねえ」