マンガやアニメなどを原作とした舞台が、2.5次元舞台として話題。中でも、自転車競技部の高校生たちを描いた舞台『弱虫ペダル』(通称ペダステ)は絶大な人気を誇り、チケットは瞬時に完売。当日券を求めて、約1000人が行列を作ったという伝説があります。実力派イケメン俳優がアツイ演技を戦わせる、シリーズ最新作“IRREGULAR~2つの頂上~”の舞台裏に潜入! 今回は、この最新作で主演する北村諒廣瀬智紀の2人を直撃!

―おふたりは、新作「IRREGULAR~2つの頂上~」の主演ですが、それぞれ役はどんな関係?

廣瀬「僕が演じる巻島はやっぱり東堂と走っているときが一番楽しいんじゃないかなと思います。東堂は別チームの選手ですし、自分のチームのために走ることがレースでは大事ですけど、よきライバルと走れるのも自転車乗りにとって最高のステータスですから」

―そんな東堂は、巻島へ一方的(笑い)に親しみを持ってますね。

北村「絶対的なライバルだし、いつも気になってる。ただよく電話かけて、わりとシカトされる(笑い)」

廣瀬「いや、巻島もきっとうれしいんですよ。やっぱり人に好かれるっていうのは嫌な気はしなくて“もういいっしょ、東堂!”って切っても、また連絡が来るのが巻島もわかってる。ツンデレのデレが超少ないみたいな」

北村「素直になれないのか(笑い)」

廣瀬「そこは何か男女関係に似てて、お客さんにも微笑ましく思ってもらえてるみたいですね(笑い)」

―今回は2人の友情や関係性がさらにしっかり見られますね。

北村「今まではわりとレースシーンが中心だったので、それ以外の日常のシーンもできたら」

廣瀬「2人の出会いが描かれているかも……って期待してます」

―この役を演じてきて、2人の仲よし度は増しましたか?

廣瀬「お互いに“こういう人”っていうのが深く把握できたので、どんな仕事でも、信頼関係を持っていけそうな気がします。一緒に出演したバレンタインのトークイベントでも……」

北村「あれはひどかったね(即答)」