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 彼氏いない歴6年のライターが、男性が選んだお店でご飯デートをしながら口説いてもらうコメディードラマ『女くどき飯 Season2』(MBS 毎週日曜深夜0:50~、TBS 毎週火曜深夜1時11分ほか)。

「今回、印象的だったのは4話で65歳の男性と食事する回。演じられた井上順さんが素晴らしくて。ダンディーで若い人には出せない大人の魅力に、こういう人と結婚したいと思いました(笑い)」

 貫地谷しほりが、理想の男性を追い求めるアラサー女子をキュートに演じている。

「恵は干物女っぽいんですけど、仕事終わりのお茶にこだわったりと女子力もあって、そこが魅力かなと思います。衣装も火鍋のお店のときは赤を中心にしたりと、スタイリストさんがすごくこだわっているんですよ。それとやはり料理! どのお店もとてもおいしくて、半分演技で半分本気で食べています(笑い)」

 毎回、恵が出会う男性はキャラクターの濃い人ばかり。

「強烈ですよね(笑い)。思い出に残っているのはシーズン1でイケメン韓国人留学生を演じた超新星のグァンスさん。恵の妄想シーンで上半身を披露したんですけど、彫刻みたいに美しくて。女性よりも男性スタッフのほうが、自分の身体と見比べて、あまりのキレイさに色めきだっていました(笑い)」

 彼女にとっての理想のくどき飯とは?

「よくみんなで話しているんですよ。結論としては、口説き文句よりも無言の間。2人でいるときに“何、この無言の間は!”というのが一番ドキドキするんじゃないかと(笑い)。場所は夜景のキレイな場所もいいですけど、マンガ喫茶もいいですね。2人でカップルシートに座るとか理想です(笑い)」

 理想の男性像は?

「20代のころは、メガネ男子がいいとか、スーツがいいとか、いろいろこだわりがあったんです。でも、30代になりいろいろそぎ落とされなくなってきました。あえてあげるなら、優しい男性。理想は“誠実で優しい人”ってよく言いますが、本当だなって実感しました(笑い)」

 “グルメ”と“恋愛”が満載で、女性のみならず男性にもぜひ見てほしいと話す。

「女性ってこういうふうに考えるんだとか、男性が見ても勉強になる部分がたくさんあると思います。イケメンに口説かれて、最後はフラレてもめげない恵の姿をぜひ楽しんでください!」


ドラマ『女くどき飯 Season2』

 ライター神林恵(貫地谷しほり)が、仲のいい編集者の伏見裕子(安藤玉恵)に連載を依頼され、男性たちと実在するグルメなお店でご飯デートを展開。仕事だから“食われちゃダメ”という葛藤の中、“美魔男弁護士”や“マッチョ配達員”など、タイプの違う男性に口説かれていく新感覚コメディー。

撮影/廣瀬靖士