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御年83歳にして、日本の芸能界を席巻し続けるジャニー喜多川氏。彼に気に入られることは、ジャニーズアイドルになれることはもちろん、日本の社会で認められる男性になることでもある。

 そんなジャニーさんと40年以上の付き合いがある作家・小菅宏氏が『ジャニーさんに愛される息子に育てる法』(竹書房刊)なる本を刊行。ジャニー喜多川氏の“少年を見極める審美眼”とはどういうものなのか?

「最初に会ったとき、ジャニーさんはまだ30代半ば。エネルギッシュに自分の夢を語っていました。“ボクには夢がある。いつか必ず実現したい”と言っていて、気がつけば3時間もたっていましたね(笑い)」

 その夢とは3つ。1つは男性アイドル候補を個性別に年代順にデビューさせていく、宝塚のようなシステムを作ること。2つ目はテレビのゴールデン番組のすべてにジャニーズアイドルを出すこと。3つ目は自分が作・演出したミュージカルをジャニーズアイドル総出演で作ること。

「この当時、フォーリーブスがまだデビューしたばかりで、『紅白』に出るのはその2年後(1970年2月)ですから、事務所にとっては本当に黎明期。でも、そんなときに、具体的な夢を語って、これが現在、全部実現しているでしょう。ジャニーさんのすごいところは、この夢の実現力なんです」