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 6月27日、中居正広が自身のラジオで衝撃の告白をした。

「え~っと、のどにですね。ちょっと腫瘍ができまして。のどに腫瘍。前々からみなさんご存じのとおり、声がなんかガラガラで。もうぐちゃぐちゃだったでしょう?」

5月には同番組で、父・正志さんが2月に他界していたことを報告したばかりの中居だが、今度は自らに起きた“大事件”を明らかにした。

「ここ1、2年のことですが、音楽番組では“生歌”を信条とするSMAPの中で、中居さんだけがひとり歌声をかぶせていたように思われます。いわゆる“口パク”ですね。多忙でのどの調子が悪いのかなくらいに思っていたんですが……」(テレビ局スタッフ)

 本人によると、のどにできていた腫瘍を摘出するため、6月上旬に5日間の休みをとって極秘に入院、手術をしたようだ。SMAPメンバーにすら伝えなかったようで、入院中は誰も見舞いに来ることもなかったという。

「(医者が)“悪性の場合はコレ、喉頭がんになりますね”と。アレ? すげえDNAだなぁと思って」(中居)

 正志さんも当初は肺がんを患ったものの、喉頭に転移。闘病の末に亡くなった。“DNA”とは、父と同じ個所を患ったことを言ったのだろう。結果、のどにできた腫瘍は幸いなことに良性で、すでに中居は以前と変わらない過密スケジュールをこなしている。

 中居の場合、“しゃべりすぎ”以上に心配されているのがタバコ。そのヘビースモーカーぶりである。

「中居さんは1日に40本、ドラマのときは50本と、かなりの本数を吸います。それを20年以上、禁煙したこともない。今でこそ笑い話ですが、彼が20代前半のころに肺炎で入院した際、タバコと灰皿を持ち込んで隠れて吸っていたのだとか。根っからのスモーカー」(芸能レポーター)

 インターネット上では、中居の“告白”後、

《これを機にタバコやめてほしい》

 と、悲痛の声が多数あがっている。

「一般的に、がんと診断されていないのであれば、良性腫瘍のできるできないに関しましては、タバコの影響は直接的にないものと思います」(『いのうえクリニック』井上泰宏院長)

 中居が摘出した腫瘍は良性。どうやら喫煙のせいではないという。

「もちろん、タバコを吸うことにより声帯の粘膜を傷つけますし、喉頭がんになる確率は高くなりますので、控えるに越したことはありません」(井上院長)

 ちなみに中居が驚いていた正志さんとの“DNA”だけど、喉頭がんは遺伝ではなく、やはりタバコなど外的要因が原因とのこと。そして良性とはいえ“ペンだこ”のようなもので、のどをまた酷使すれば再発する可能性もあるのだという。