「木村以外のメンバーとしては、クビを言われただけなのに、知らない間に世間ではクーデターを企てた謀反人のように扱われてしまった。そのうえ“謝罪しろ”でしょ。そう、簡単に受け入れられることではなかった。

 でも、A社長やほかの親交のある芸能人から、とにかく事務所に頭を下げて戻れるようにしてもらうよう、説得されたんです。それで、謝罪放送の前日である17日夜に、メリーさんとジャニーさんに4人は謝罪したそうです」(芸能プロ関係者)

 事務所追放の被害者から一転、加害者の汚名を着せられた4人。下げたくない頭を下げたものの、彼らにはさらなる屈辱が待っていた。

「翌日の『SMAP×SMAP』にて生放送で謝罪しろということになった。当然、4人にとっては寝耳に水だった。だが、すでに事務所に謝罪しており、ここで抗うことはできなかったのでしょう」(前出・芸能プロ関係者)

 放送当日、フジテレビにやって来たSMAPメンバーに、誰ひとり笑顔はなかった。しかも、楽屋は木村とそれ以外のメンバーに分かれていた。

「セリフは番組の構成作家が考え、ジャニーズ事務所のチェックが入った。ファンというより、事務所と木村さんへの謝罪だった。だから、木村さんは終始、ドヤ顔でしたし、それを言わされた中居さんは、終わったあとも怒りに震えていましたよ。これを放送させたのは、ジャニーズ事務所に所属しているタレント全員への“示し”でしょうね。“独立を企てるとこうなる”と」(フジテレビ関係者)