肌のきれいな人は、お金をかけずに少しの手間をかけている。ご自身も20年以上、肌荒れに悩んで克服し、月1万人の悩みを聞くという菅原先生が、本当にお肌によいと考えるお手入れ方法、やってはいけない方法を教えてくださいました。軌道修正は、今からでも遅くはありませんよ!!


「肌が荒れるのは、スキンケアの方法が間違っているからです」と断言するのは、人気皮膚科医の菅原由香子先生。40代とは思えないほど美しく、若々しい肌の菅原先生ですが、実は20年もの間、肌荒れに悩んできたといいます。

「これまでニキビや化粧品かぶれを繰り返しながら、自分の肌にさまざまな実験をした結果、なぜ肌が荒れるのかをやっと突き止めることができました。現在、月に1万人もの患者さんが当クリニックを訪れますが、長年の肌荒れに悩んだ私だからこそ、患者さんの気持ちに沿った診療とアドバイスができると自負しています」

 私たちが肌にいいと思って続けているスキンケアや食習慣が、実は、"おブス肌"をつくる習慣になっているというから驚き! 今すぐ見直して、おブス肌から一刻も早く脱却しましょう。

「泣きたい日々を送ったからこそ、肌荒れのつらさがわかるんです」

菅原由香子 美肌
菅原由香子(すがわら・ゆかこ) ●1970年生まれ。岩手のすがわら皮膚科クリニックで、月に1万人を診療する人気皮膚科医。弘前大学医学部卒業

 大学に入るまでは、お化粧をしたことがなく、きれいな肌をキープしていたという菅原先生。

「大学に入っても、日焼け止め、化粧水、乳液すらつけていませんでした。顔を洗うのも水でパシャパシャするだけ。テニス部に入っていたので、真っ黒に日焼けをしていましたね。そのうち、先輩に大学生になったら化粧をするものだと言われ、化粧品を使い始めたのです。すると、肌がかゆい、ガサガサする、ニキビができて治らないという状態に。

 "化粧品が合っていないのかも"と思い、いろんな化粧品を使ってみましたが、一向によくなりませんでした。

また、試験期間には徹夜の日々が続き、これもニキビの原因に。試験が終わっても治らず、洗い方が足りないのかと一生懸命ゴシゴシ洗ったりしていました。そのせいか、このころからシミも増えだしました。大学を卒業し、皮膚科医になり、研修医時代は、毎日の睡眠が3時間の激務。朝食べて次のご飯にありつけるのは夜中でしたね。ニキビだけではなく、顔全体が赤くかゆくなるようになり、親や親戚からは、"皮膚科医なのに"と責められ、毎日が泣きたい思いでした」

 20年間悩んだ肌荒れ原因だったのは……

「そんな激務の期間が過ぎてからも、肌荒れは治りませんでした。寝不足や食生活、ストレスも原因だと思い、生活習慣を見直したり、自分で薬を処方したりもしましたが、治らず、肌が荒れていることがコンプレックスになってしまったんです」

 皮膚科医としてたくさんの患者さんの肌を見て、自分でも化粧品を試しながら肌の様子を研究してきた結果、やっと答えにたどりつきます。

菅原由香子先生 美肌
皮膚科医として開業しても、肌荒れに悩んでいた30代のころ

「洗顔の仕方、お肌の扱い方、化粧品の使い方を見直すことだったんです。特に化粧品は、ふつうの肌の人は修復機能があって成分による肌荒れが起きにくいのですが、肌が弱っている人、もともと弱い人は修復機能がきちんとしていない状態。そのため、どんな化粧品を使ってもかぶれやすいのです」

 そこで洗顔の仕方、お肌の扱い方、化粧品の使い方の3点を見直すと肌荒れがみるみる治り、生まれ持った本来の肌に戻ることができました。

「私が手作りした化粧品を患者さんに分けてあげると、やはり、みなさんの肌が回復してきたんです。肌荒れに悩んでいる人は、今、使っている化粧品を疑ってみることから始めてください」

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