夏休みに海外旅行へ出かけると、慣れ親しんだ土地とは全然違う食文化やサービス、ルールに驚いたり、日本で外国人旅行客のとんでもない振る舞いにイラッとしたりしたことはあるだろう。
そこで日本人が驚く、世界のびっくり常識を教えてもらった。
【イタリア】パスタは前菜、お米はサラダ!?
日本人にとって、まぎれもなく主食であるお米が、イタリアではサラダ扱いだという。
「米は稲からとれるので、野菜とカテゴライズされます。メニューにも以前から『ライスサラダ』があります。だから、ライスが出てきたとしても付け合わせという意識。主食じゃないので、フォークの腹で食べてもOKなんです」(フードプロデューサー・小倉朋子さん)
また、日本では同じく主食扱いをされているパスタについても、
「主菜ではなく前菜です。だから、ちゃんとしたお店では、日本でランチを頼む感覚でパスタだけを注文するのは、失礼だとされているんですよ」(小倉さん)
【韓国】目上の人の前で酒やタバコはダメ!
“年上の人を敬う”という儒教の教えが根づく韓国では、目上の人の前でお酒を飲むのは、基本的にはNG。
「お酌をされた場合は、相手の視線を避けつつ横を向き、口元を隠して飲むのがマナー。義理の両親の前でも率先しては飲みません」(小倉さん)
義理の実家で飲みすぎてへべれけになったり、酔って上司に悪態をついたりするのは言語道断。 ち
なみに、タバコも年上の人の前で吸ってはダメ。人前で吸うのは恥ずかしい行為とされ、それが女性ならなおさらという文化だ。女性の喫煙者が韓国旅行へ行くときは気をつけよう。
