20160216_juken

 受験シーズン真っただ中! ピリピリしている人も多いと思うけど、もうここまで来たら、度胸と神頼みしかない!? 効果があったゲン担ぎや追い込みの思い出を街の人に聞いてみた。

「いいことが続く限り、同じパンツをはいたり、同じ所作ばかり繰り返したり、自分がいいイメージを抱けるようにしていた。4日連続で同じパンツをはいていたときには、さすがに母から“クサイからやめろ”と一喝されましたが……はき続けました!」(40代・男性)

「カツ丼、Winnerになるためにウインナー、きっと勝つためにキットカットというように、ご利益がありそうなものをたくさん食べるようにしていました。おかげで志望校に入ることができたのですが、脂肪もたっぷり摂取してしまい、受験よりおデブ生活を改善するほうが大変でした(苦笑)」(30代・男性)

「親が“多幸”“置くと(受験に)パスする”なんて意味合いがあるからとタコ料理を作ってくれたり、見通しがよいからと、ちくわやレンコン料理を作ってくれました。私より親のほうがゲン担ぎに必死だった」(20代・女性)

「夜食に母が必ずおかかのおむすびを作ってくれたのが忘れられない。合格後に“勝つお節(鰹節)のおかかを入れれば、ゲン担ぎだけでなくビタミンやミネラルも豊富だから身体にもいいのよ”って教えられて……栄養価まで考えてくれていたんだって、本当にうれしかったです」(30代・女性)

 料理に代表されるように、家族の配慮や気遣いも立派な受験のサポート。たとえそれが語呂合わせのゲン担ぎでも、やる気に火がつくなら心強いよね!

「疲れたらすぐに仮眠をとるようにしていました。“寝る間を惜しんで”っていうけど、“果報は寝て待て”“寝る子は育つ”っていうでしょ!? 言葉に踊らされずに、やっぱり自分のペースで勉強するのがいちばん!」(40代・女性)

「受験を控える子どもを持つ親ですが、どういう態度で接すればいいのか不安です。ガミガミ言いたくない反面、黙って見守るほど子どもの成績もよくない。親としてできることは神社にお参りに行くことくらい……大学受験から20年たって、まさか再び受験で胃が痛くなるとは(苦笑)」(30代・女性)

「子どもも親もやれることはなんでもする! それでいいと思います。必死の追い込みは見苦しいかもしれないけど、やったほうがいいに決まっている。“頑張った!”って充実感を得られるような日々を過ごすことが何よりですよ」(50代・女性)