60万人が熱狂した全国ツアーの最終公演を京セラドーム大阪で行った東方神起。 ユンホの頑張りが発揮されたのが、ドS発言の多いチャンミンが、「次の準備でいかないといけないんですよ」と、珍しく優しい口調で会場に語りかけたとき。

 ひとり残ったユンホは、韓国語講座を開講。「ユノに集中して!」と、厳しい先生に変身し、「難しいでしょ。でも、覚えなきゃいけないの!!」とチャンミンに代わり、Sの顔を見せる。

ユンホ「本当に懐かしい。2006年の曲でしたっけ? 当時は、ふたりとも、肌が本当にキレイだった、目もキラキラしていた。いまは前と比べたら、ちょっとフケたかもしれない(笑い)。でも、男の年輪を出しているんじゃないかと思います(笑い)」

 “タケノコ”と呼ばれるテレスコリフターの話題になり、

ユンホ「何度も何度も乗っているけど、慣れないですよ。コワいもん」

チャンミン「曲に集中できなくて、いつか、立ったままで歌ってみたいとスタッフに言いたいと本当に思いました」

トークを終了し、次の曲に進もうとすると、会場から残念がる声が上がると、

チャンミン「みなさん、家に遅く帰って怒られないですか? 家族に捨てられた方の集まりですか?」

 待っていた辛口コメントで大喜びする会場。

チャンミン「これで、今年のライブツアーは終了ということになります。“東方神起のライブが力になっています”って、結構言われるんです。僕たちの歌と踊りが力になる。みなさんの力になれるアーティストになれて、ひとりの人間として、めちゃくちゃ幸せを感じました。ありがとうございます」

ユンホ「実は僕、『Somebody To Love』のとき、いきなり泣きそうになってグッときました。なんで、東方神起は、こんなにたくさん愛されているんだろうと。ふたりは、外国人だし、日本語もそこまでうまくないし。でも、見えないお互いの気持ちがちゃんとつながっているんじゃないかなと思って。本当に東方神起のメンバーになってよかったと思ったんです。いままで1度も言えなかったけど、スタッフは僕の誇りだ! 上から目線で言うのも、ちょっとアレですが。みなさんは、東方神起の宝物です」