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 多くの有名人が運営するファンクラブ。実際にはどんなメリットがあるのか、会費はいくらなのかは気になるところ。そこでファンクラブの実態を徹底調査した。

 ファンクラブの楽しみといえば、交流イベント。きゃりーぱみゅぱみゅは、2年前の8月にぶどう狩りツアーを開催。

「集まったファンは400人で、バスは8台用意されていました。移動中はずっときゃりーちゃんの曲がBGMでかかっていてテンションが上がりましたね。旅館でランチを食べ終えると、きゃりーちゃんが登場して目の前でトーク。その後はきゃりーちゃんとのぶどう狩りで、直接お話しする機会もありましたよ。ただ、集合写真以外は撮影NGでした」(参加したファン)

 フレンドリーな対応で好評なのが、大黒摩季。

「摩季さんが会員限定のブログでファンに、来てほしい街を《アイディア募集》と呼びかけ、ファンから提案された場所から選んでイベントを開催するんです。昨年は高尾山に一緒に登りました。摩季さんは気軽に一緒に写真を撮ってくれましたよ。6年前には、“スナック摩季”というイベントが渋谷で開催されました。ママ役として着物姿の摩季さんが登場。歌もあるんですが、メーンはファンとのトーク。ファンを壇上に呼んで、摩季さんに相談をするというものでした」(参加したファン)

 田原俊彦はデビュー35周年を記念して、昨年11月に4泊6日のスペイン旅行を開催。

「旅行の値段は33万円で、70人のファンが集まりました。フラメンコを一緒に鑑賞した後、ホテルのディナーで乾杯。もちろん、歌も歌ってくれました。トシちゃんは泊まっている部屋まで来てくれて、ツーショット写真も撮ってくれて大感激でした」(参加したファン)

 スペインはちょっと遠いという人には、こんなツアーも。

「今年の4月には、山形県で1泊2日の温泉ツアーがあったんです。参加費は4万2300円。今回が20回目の温泉ツアーで顔なじみのファンの方がたくさんいらしてましたよ」(前出のファン)

 織田裕二は、1泊2日で箱根旅行を開催。

「4年前に、織田さんと行く箱根旅行に参加しました。90人ほどの参加者でしたね。バスで配られたお弁当は、割り箸や包装紙が織田さん仕様のデザイン。バスの中のBGMは、エンドレスで織田さんの曲がかかりっぱなしです。『ガラスの森美術館』に立ち寄った後、ホテルにチェックイン。食事前に織田さんが登場して席を回ってくれました。お腹がすいていたのに、織田さんと直接話すことができた緊張で、その後のご飯があまり食べられませんでした。翌日はバーベキュー大会。織田さんが焼きそばを作り、1人ずつお皿に盛ってくれました」(参加したファン)