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 CM出演は10社。好感度タレントの代名詞だったベッキーが窮地に追い込まれている。その発端は、7日発売の『週刊文春』で報じられた、人気バンド『ゲスの極み乙女。』ボーカルの川谷絵音との不倫報道。

 『週刊文春』発売日前日に緊急記者会見を開き、「友人関係」と否定。しかし、記者からの質問は受け付けず、一方的に謝罪するという形式の会見にも非難が殺到した。そこで好感度タレントから一転、バッシングの対象となったベッキーについて、高須クリニック・高須院長に話を聞いた。

――ネット上では、会見でのベッキーが「やつれている」という声も目立ちました。

高須「ライトの関係とかじゃない? あの手の顔は明るめのメイクをすれば若く見えるけど、暗いと一気に老けて見えちゃうから」

――社会学者・古市憲寿さんの「ハーフは劣化が早い」発言も波紋を呼びましたが、ハーフは老けやすいとかあるのでしょうか?

高須「ハーフが老けやすいのではなく、アジア人が老けにくいだけ。アジア人は皮膚が厚くてひらべったいから、たるみにくい。逆にハーフは彫りが深くて皮膚が薄いからたるみやすい。日本人の女性が外国でモテるのは、若く見えるからっていうのもあるよね」

――梅宮アンナなど、ハーフはお騒がせタレントが多いイメージもあります。

高須「日本人から見てハーフって憧れの対象にもなりやすいけど、仲間って感じがしないから、何か起こると叩きやすいよね。これが純日本人のおしとやかなルックスなら、同じことをしても叩きづらい。五月みどりさんとかも恋愛スキャンダルが多かったけど、ここまで叩かれなかったでしょ」

――なるほど。今回の件でいうと、ベッキーの初スキャンダルが不倫というギャップに驚いた人も多かったようです。

高須「今回のスキャンダルは事務所の責任でしょ。タレントは商品なんだからしっかり管理しなきゃ。しかし、ベッキーも離婚成立まで待っていればスキャンダルにならなかったのにね」

――報道によると、相手の男性は既婚を隠してベッキーに近づいたようです。

高須「どっちにしても発覚したなら、ひたすら謝罪するか、ダンマリ決め込むしかないよね。会見で“好きなんだから仕方ないでしょ~。奪いたいぐらい好きなの~”と泣いてわめいたら、共感する人も増えたんじゃない? 一方的に言い訳したら、開き直っているようにしかみえないもの。今回の謝罪は共感できないよね」

――ベッキーは今後どうすればいいですかね?

「ベッキーって特別な演技力など売りがある訳じゃないんでしょ。だから、どっちにしても賞味期限間近だったんじゃない。もうこうなったら、開き直ってネタにするしかない。あと相手の男性が離婚してベッキーと結婚したら、純愛を貫いたって名誉回復できると思うよ」

<プロフィール>

高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)。高須院長Twitterアカウント@yes_jinsei