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 ドラマや映画で、俳優やスタッフが差し入れをすることは日常茶飯事。ところが、そんな差し入れにも暗黙の了解があるという。

「ドラマや映画の役柄に主役、脇役などの順序があるように、差し入れにも“ヒエラルキー”があるそうです。その現場で一番豪華な差し入れは、主演俳優が差し入れるもの、という暗黙の了解があるとか。ドラマ『ラスト シンデレラ』(フジテレビ系)の撮影現場では、主演の篠原涼子さんがフカヒレ弁当を豪快に100個差し入れたそうです」(制作会社関係者)

 やはり主演クラスともなると、それなりの“格”が差し入れにも必要になるというわけだ。

「舞台『コルトガバメンツ』の初日に、段ボール3箱の水の差し入れがあったそう。その贈り主は小栗旬さん。水は出演者にとって一番ありがたい差し入れと言われているんですよ。ジュースやお茶だと糖分やカフェインを気にする方は飲めないこともあるので……。さすがは小栗さん、気のきいた差し入れだと感じましたね」(舞台関係者)

 また、体重を気にする女優陣の中には、ロケ弁NGな人もいるとか。

体筆頭はベテラン情熱派女優のM・N。「油物は食べない」「ロケ弁は食べない」を公言しており、生野菜入りの手弁当を持参。50代の美魔女H・Mも、五穀米のおにぎりを持参する手弁当派。お騒がせキャラとしても知られる実力派E・Sは、「朝は揚げ物やめて、フルーツ入れて」とゴネるそう。奔放な性格と噂の若手女優S・Aも、ドラマ撮影で弁当にクレームを入れた過去あり。