0729_鈴木亮平
 映画『HK/変態仮面』や『花子とアン』など、昨今目覚ましい活躍を見せる鈴木亮平。その素顔は、かなりストイックだという。

 映画『HK/変態仮面』では、超ハードな肉体改造に挑戦。なんと、1年かけて15キロも増量し、そのあと脂肪だけを落とし、あの肉体を作り上げたんだとか。当時の雑誌のインタビューではこう振り返っている。

《何をどのタイミングで食べて、ジムでもどのタイミングでトレーニングするかということばかり考えていました。飲みにも行かず、自分を律した生活だったので、初めて役者という仕事を“つらいかも!”って思いましたね》

 2010 年に初主演した映画『ふたたび swing me again』でも、逆境を力に変えた。

「トランペットを吹くシーンがあったのですが、初心者にはかなり難しい演奏内容でした。なので、撮影が終わるとカラオケボックスへ直行。ずっとこもって練習していました。カラオケボックスならいくら音を出しても文句は言われませんからね。その成果が実って、初心者とは思えない演奏シーンを撮ることができたんです」(映画配給会社関係者)

 さらに、その“ストイックさ”は本業以外でも発揮。2011 年4月に生放送された『オールスター感謝祭』(TBS系)でのこと。同局のドラマ『生まれる。』チームで出演した鈴木は、番組の駅伝企画に自ら志願して参加した。

「これは、1周3キロほどのコースを1人1周ずつリレーしていくというもの。レース前から気合の入っていた鈴木さんはスタートと同時に全力ダッシュ。結果的には好タイムで次の走者にタスキをつなぐことができたんです。でもはりきりすぎたのか、控室に帰ってくるなり“マジでヤバい”と床に倒れ込み、酸欠でしばらく動けなくなってしまった。数十分は回復せず、その間はクイズにも参加できなかったんですよ。やると決めたらとことんやり抜く一本気なところがありますね」(TBS関係者)

 何しろ、憧れの人として挙げるのが、メジャーリーガーのイチロー。同じ鈴木姓として、やっぱりとことん探求するタイプなのかも……