4月12日に東京・目白の学習院大学キャンパスで『オール学習院の集い』が開催された。毎年、学習院の幼稚園児から大学生、卒業生までが一堂に会し、演奏会や飲食模擬店などさまざまな催しが行われる行事に、皇太子ご夫妻の長女・愛子さまが参加。

 この日は演奏会に参加をされた愛子さま。それが終わると、3人の仲よしさんたちとキャンパス内の食堂へ。


 自ら食券を買って列に並び、お昼ごはんとなった。

「愛子さまが学食で、ほかの人たちに交じって食事をされていたので驚きました。給茶機で湯飲みを持って自分で飲み物をついでいたので、こういうこともされるんだと感心しました」(学習院大生)

 食事後もお友達とおしゃべりに興じ、身振り手振りを交え大笑いしたりと、"女子会"を延々と。

 途中、お菓子を買いに行くこともあり、食堂を出られたのは3時間近くたってから。

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ペットボトルのお茶を持ちながら、お友達と春のひとときを楽しまれた(4月12日)


 今度はコンビニで、ペットボトルのお茶を購入して会場の各ブースを回り始めた。愛子さまたち4人は、"ガールズトーク"に熱中するあまり、目的地もないようにウロウロ。急に引き返すなど、側衛(警備)やお付きの人たちが予期せぬ動きに慌てる場面もしばしばだった。

 例年、愛子さまは輪投げや射的などがある「縁日」のコーナーに顔を出されていたが、今年は「子どもには楽しいよね~」と素通り。昨年まで、一心不乱に射的をしていた姿とは違い、大人の女性へと"成長"した姿がうかがえた。

「『アイメイト協会』による盲導犬を体験するコーナーにも立ち寄られました。お友達が盲導犬と一緒に歩くときに、後ろから付き添っている愛子さまの姿が、面倒見のいいお姉さまという雰囲気でしたね」(学習院関係者)

 桜の木の下では、愛子さまがカバンからスマートフォンを取り出され、記念撮影も。

 食堂に戻ると「トシ、何やってるの?」と別の女子友達から愛子さまのご称号・敬宮からとった愛称で呼び止められる場面もあった。夕方になり、会場内の各ブースが店じまいにとりかかっても、おしゃべりに夢中だった愛子さまたち。

「愛子さまがお友達と、片づけのためのリヤカーに乗っていてびっくりしました」

と話すのは、居合わせた近所の住人。

「乗り込んだときは、重みで"キャ~"と後ろにすべり落ちそうになりましたが、係の男性が一生懸命、バランスをとって引いてくれたので、愛子さまたちは大はしゃぎでした」(同・学生)

 最後は、愛子さまはリヤカーに乗せてくれた男性に、

「ありがとうございました」

と、元気よくお礼の言葉を述べられた。昨年の行事では、ご自分のゴミをブースの係員に言葉少なに手渡し、捨ててもらったことが批判的に報じられたが、今年は一段と成長されたようだ。