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 一時、警察ドラマが乱発していたドラマ業界。しかし今期はシリーズものの『警視庁捜査一課9係』(テレ朝系)、多部未華子主演の『ドS刑事』(日本テレビ系)、高橋克典の『京都人情捜査ファイル』(テレ朝系)、ピエール瀧主演の『64』(NHK)と4本と比較的少なめ。

「高橋克典の『京都人情捜査ファイル』(テレ朝系)も新しく始まったとは思えないくらいの安定感がありますから、刑事ものが好きな人は見ていて安心ですし、もっと重厚な刑事ドラマ好きはピエール瀧の『64(ロクヨン)』(NHK)を見ているんでしょうね。『ドS刑事』は初回こそ言葉で相手の急所を突くようなドSなことを言っていたんですけど、2話で突然『火サス』みたいなベタ展開して、ドSっぽいことは“ムチを使う”だけって展開にビックリしましたわ。フザけるんなら最後までちゃんとフザけろよ!」

 4月末、満を持して始まったTBSテレビ60周年特別企画ドラマ『天皇の料理番』(TBS系)。

「そろそろしょうもないドラマ見続けて、みなさんお疲れでしょう、いよいよ本格ドラマの登場ですよ! という感じで始まった『天皇の料理番』。ドラマってちゃんとした俳優を出さないとやっぱりダメなんだな、としみじみ思うくらい適材適所な配役で、この先、コックの修業が大変そうな展開もチラ見せ。ズバリ、朝ドラ好きを狙った作り。方言の使い方、主人公のキャラ設定、家族のからみ方など、随所で朝ドラあるある(笑い)。ただ初回2時間スペシャルは長すぎ。普通に1時間ならもっと視聴者を取り込めたかと。ちゃんとドラマを作ろうとしているので、今後も安心して見られるとは思います」