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 『徹子の部屋』(テレビ朝日系)が、5月27日で放送回数1万回を達成した。平日昼間に黒柳徹子(81)が多種多様なゲストを相手にトークを繰り広げてきた。そこで、この長寿番組を厳選豆知識と一緒に振り返ってみよう。

【トリビア1】メークの手本はユニセフ仲間

 独特の“囲み目”メークも、番組が開始したころに完成。映画でオードリー・ヘップバーンがまぶたにもう1本アイラインを描いているのを見てマネした。生前のヘップバーンは徹子とともにユニセフ国際親善大使を務めていた。また、目頭部分のアイラインは1ミリはみ出して引くという工夫も。

「つけまつ毛は昔、フランス製の高価なものしか売っていなかったので、徹子さんは木綿糸と髪の毛で自作していたそうです」(スタイリスト)

【トリビア2】部屋は4回模様替え

 “徹子の部屋”は“都心から1時間ほどの自然に近い街”にあるのだとか。計4回模様替えしていて、今は5代目のセット。飾られている花は、放送開始以来、同じ担当者がゲストをイメージしてアレンジをしている。

 中央にあるガラステーブルには、ゲストが着席するまで、白いレースがかけられている。それは、ゲストが透明な机に気づかず、足をぶつけないようにと配慮した、おもてなしだ。

【トリビア3】乗っ取られてマツコの部屋に

 長い歴史の間には、徹子が司会じゃなかったことも。’81 年には視聴者20人が司会を務める回があったし、昨年にはゲストのマツコ・デラックスが中盤から司会を交代し、番組を乗っ取った。

「テロップにも『マツコの部屋』と表示され、マツコさんが進行。徹子さんから“3回お見合いした”などさまざまなことを聞き出していましたね」(制作関係者)