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 『徹子の部屋』(テレビ朝日系)が、5月27日で放送回数1万回を達成した。平日昼間に黒柳徹子(81)が多種多様なゲストを相手にトークを繰り広げてきた。そこで、この長寿番組を厳選豆知識と一緒に振り返ってみよう。

【トリビア1】本当の部屋は“クモの巣城”

 徹子が実際に住んでいる“リアル徹子の部屋”はどうか。そこは都内の一等地にある5億円ともいわれる億ション。しかし、その実態は“クモの巣城”だという。

「物が多すぎて、1度なくなると2度と見つからないんだとか。家に帰るなり荷物をぶん投げて30分以内に寝るそうで、片づける暇がないから知らぬ間にたまってしまうようです。唯一セットと同じなのが、花に囲まれているところだそう」(芸能プロ関係者)

【トリビア2】パンダに惚れ込み70年

 番組のセットや話にも出てくる徹子が大好きなパンダ。パンダとの付き合いは番組よりも古い。子どものころ、叔父がアメリカでぬいぐるみを買ってきて、漫画のキャラクターかと思っていたら、実在の生物だと聞いてビックリ。

 本を漁り、’67 年にはパンダを見たくて渡英までした。以来、パンダ研究は70年以上。今では日本パンダ保護協会名誉会長を務めている。叔父からもらったパンダのぬいぐるみは今でも持っているという。

【トリビア3】インタビュアーの好奇心と取材力

担当ディレクターとの打ち合わせで使うのは、2Bの鉛筆と特注のメモ用紙。手書きの字を解読できるのは、徹子だけだ。

 それを元に番組の流れを検討しているという。台本がないため、徹子がゲストを取材したメモは1回の収録につきメモ用紙16枚ほどにもなるそうで、徹子の底知れぬ好奇心とプロ根性の賜物だ。