「7月2日から6日に、トンガに訪問予定の雅子さまは、直前までお出ましが活発だったので、体調は上向きだったのでしょう」

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美智子さまの傘寿をお祝いする洋楽演奏会にご出席(6月26日・半蔵門)


 皇太子妃雅子さまの近況について、そう話すのは宮内庁担当記者。南太平洋にあるトンガの国王・トゥポウ6世の戴冠式などに臨席するため、約2年ぶりに海外を公式訪問されることになった雅子さま。

 長期療養生活に入ってから12年近くがたち、いまだ公務の数は限られているが、この5月ごろからお出ましが増加。6月3日には負担が大きいとされる宮中晩餐会にも参加されるなど、活動の幅が広がっていた。

「6月26日には皇居・桃華楽堂で行われた、皇后さまの傘寿を祝う宮内庁式部による洋楽演奏会にも出席し、笑顔で皇后さまと言葉を交わされていました」(同・記者)

 前日の25日には、長女で学習院女子中等科2年の愛子さまの授業参観があったが、皇太子さま(55)だけがご参加。午前9時ごろに、どの保護者よりも早く校門をくぐった皇太子さまが学校を後にされたのは、午後4時を過ぎたころだった。

「通常は時間を区切って参観する保護者がほとんどですが、皇太子さまは理科、保健体育、音楽、道徳の授業に取り組まれる愛子さまの様子をご覧になり、熱心だなと思いました」(学習院関係者)

 愛子さまが学習院初等科時代から、学校行事に熱心に参加されていた皇太子さまだが、こんな事情もあったようだ。宮内庁関係者が明かす。

「実は今回、皇太子ご夫妻がトンガを外遊される期間は、女子中等科の期末試験の期間とちょうど重なります。雅子さまは、愛子さまのご様子をできるだけ見届けておきたかったと思いますが、体調管理があるので、皇太子さまに託されたのでしょう」