同じオンナだからこそズケズケ言えちゃう、あの人たちへのホンネを暴露! 本誌読者600人が認めた「女が嫌いな女性有名人」は? 倉田真由美さん(マンガ家)、中村うさぎさん(コラムニスト)、今井舞さん(コラムニスト)、岩井志麻子さん(作家)の分析も!

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【1位】和田アキ子 106票

【2位】神田うの 92票

【3位】泉ピン子 91票

【4位】熊切あさ美 70票

【4位】安藤美姫 70票

【6位】鈴木奈々 59票

【7位】矢口真里 32票

【8位】松田聖子 29票

【9位】ローラ 11票

【10位】久本雅美 7票

(600人/複数回答)

 同じ女性だからこそ、イヤな部分が目についてしまいやすいもの。嫌いな女ランキングでは、好きな歌手・タレント部門で4位の和田アキ子がトップに。

「芸歴は長いけれど、ただ偉そうにしているように見える」(46歳・会社員)

「権力を振りかざすオジサンみたい」(59歳・主婦)

 同じく2位の神田うの(40)、3位の泉ピン子(67)にも、“偉そう”という声が多く集まった。倉田真由美さんと中村うさぎさんも、「神田うのは嫌い!」と声をそろえる。

「ある番組で、男の子が“5000円の予算で彼女が喜ぶプレゼントをしたい”と相談をしたときに、“それだけのお金で喜ばせようなんて、とんでもない!”的なことを言っていたんです。お金で人の気持ちをはかることはできないのになぁ、と思いました」(倉田真由美さん)

和田アキ子や美川憲一と仲がいいのも、権力に媚びている感じがする。私が初めて会ったときには不遜でしたよ。電卓を叩いて生きてそう」(中村うさぎさん)

 この3人に次ぐ4位は、ニューフェイスの熊切あさ美(35)と安藤美姫(27)。

「(熊切は)黙っていればよかったのに、別れ際が未練たらしいし、ネタにしようとしているのか……。みじめでした」(75歳・主婦)

「(安藤は)一人称が自分の名前っていうのがイヤ。子どもの父は明かさないのに、今の彼氏とはテレビに出るなんて、気持ちが理解できない」(53歳・主婦)

 この2人が実質ワン・ツーだと語るのは今井舞さん。

「トップの3人はもはや、嫌いな人のひな形になっている気がします。それ以外で急上昇したこの2人こそ、今みんなが気にして顔をしかめている人でしょう」

 倉田さんも、「嫌いな人は“自分に近い人”」と指摘。

「女性が選ぶ本当に嫌いな女性は、自分の恥ずかしい部分を兼ねています。同族嫌悪ですね。その人のコンプレックスがバレるので、ひな形を言うのでしょう。自分ができないことをしている人に腹が立つのかも。熊切さんや安藤さんの、ありのままに振る舞う部分が“私はガマンしてるのに”という視聴者の心を逆撫でするのでしょう」

 6位の鈴木奈々(27)と9位のローラはタメ口に不満が、7位の矢口真里(32)は不貞行為という、それぞれ嫌うための口実をピックアップしている人が多かった。

「あの人なら嫌いになってもいいというエクスキューズを探しているんです。“それなら嫌いになっても仕方ない”というような、共通の敵を作って味方を増やすというか」(今井舞さん)

 嫌いな人として名前が挙がる人たちは「多かれ少なかれ興味を持たれている」と岩井志麻子さんは語る。

「その人たちの動向が、多くの人の耳に届いているということですよね。話題に上るということはそういうこと。好きでも嫌いでも名前が出なくなったら、おしまいだと思いますよ」