このところ、スーツやジャケットなど“お仕事モード”の装いが目立った佳子さま。行事の内容や相手に対する心遣いがうかがえるファッションをジャーナリスト・渡邉みどりさんがチェックしました。

(※以下解説は写真右から)

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◆白&爽やかブルーでフレッシュな装い

 滋賀県で行われた『全国高等学校総合文化祭』(7月28日)では、ジャケット・バッグ・手袋・靴を白で統一。質感のあるスカートの、鮮やかなブルーが差し色に。鎖骨を見せたネックラインなど、高校生との交流にリラックスした雰囲気が。

◆フォーマルな行事には中間色スーツで

 8月17日、「沖縄地上戦と子どもたち」の集いに。戦争犠牲者の慰霊行事で出席者の多くが高齢のため、落ち着いたペールグレーのスーツを選ばれた。黒のバッグ、靴と合わせたモノトーンの装いが、佳子さまの若々しさをむしろ引き立たせるよう。

◆トレンド感あふれるJK+柄スカート

 7月27日、『全国高等学校総合文化祭』で。流行の幾何学模様が目を引くスカートと丈が短めのジャケットで、洗練された印象に。佳子さまは1年前の『総合文化祭』ご出席の折も、柄物のワンピと、このジャケットをお召しに。

◆鉄板のバイカラーでエレガンスを演出

 『全日本高等学校馬術競技大会』(7月25日)では、紺×白の上品コーデ。異素材の白いパイピングが爽やかなジャケットに、女性皇族にふさわしいひざ丈のスカートを。爪先部分の傷みが目立ちにくいバイカラーの靴は実用性も◎。

(撮影/雑誌協会代表取材、本誌写真班)