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 フィナーレまであと1か月。ますます盛り上がりを見せる朝ドラ『あさが来た』。クセ者が勢ぞろいの魅惑のサブキャラたちにインタビューした。

 あさの嫁ぎ先である大阪の両替商・加野屋の手代の弥七役を演じているのが、竹下健人。

「僕自身が弥七みたいに明るくないので(笑い)、普段の僕を知っている人からは、弥七を見て“健人くんじゃないみたい”と言われます」

 普段は目立たないけど、大事なところで言わなくていいことをつぶやいては周囲に咎められる弥七。彼を演じる竹下にその魅力を語ってもらった。

「いらんことをするけど、どこか憎めへんような、みんなに愛されるキャラクターなんかな、と思っています。僕自身は人見知りするし、あんないらんことを言う人間ではないので、ある意味、自分がなりたい理想像を考えて演じています」

 いらん言葉だけではなく、作中でキレッキレの身のこなしも見せる彼。よく聞かれるのが“普段でもあのまんまなんですか?”という質問。

「もう、全力で否定しています(笑い)。でもそう思っていただけているなら、弥七の元気な性格が伝わっていると思うので、そこはうれしいですね」

 物語も佳境に入っていくけど、これからの弥七はどうなる?

「弥七なりに大好きな商いに、ひたむきに向き合っている姿を見ていただきたいですね。あとは、もっと鋭くなる“いらん言葉”に期待していただければと(笑い)」