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 5月13日に放送された『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で、104日ぶりにテレビ復帰したベッキー。番組では川谷絵音との不倫報道を受けて行われた謝罪会見で、事実とは違うことに「嘘はありました……」と認め、こう続けた。

「いろいろな方を裏切り傷つけてしまい、反省しています。テレビの仕事をゼロから頑張らせていただきたい」

 2月14日に放送されたラジオを最後に、表舞台から身を引いていたベッキーが動き出したのは、4月下旬のこと。4月27日発売の『週刊文春』で直筆の手紙を発表。その後、4月30日には『金スマ』の収録をしていたという。

「収録2日後の5月2日に、ベッキーは川谷の元妻と直接会い、謝罪が成立したという説明がありました。それにしても、手紙を発表してから番組収録までが3日。そして奥さんへの謝罪がさらに2日後で、オンエアがその翌週と、何か復帰を急かされているふうに映りましたね。事務所の懐事情もあるのでしょうが、もう少し状況を見てもよかったのでは」(スポーツ紙記者)

 番組を見た芸能レポーターの石川敏男氏はこう話す。

「この番組の内容じゃ、テレビ局に利用されただけ。川谷の奥さんに謝れたことが復帰の条件と思っている節があるが、いちばん大切なのは、育ててくれたお茶の間に会見で嘘をついたことをきちんと謝罪することでは。

 奥さんへの謝罪は2人の間ですればいいことで、世間に言い広めることじゃない。謝罪の収録は何度でもやり直せるし、そのことは賢い視聴者は知っていますよ。手紙掲載→即、収録はあざとい。これでは世間に許してもらえないでしょう」

 テレビ欄にも《今日はウソついたらダメだよ》など、ベッキーがタレント生命を賭けて謝罪したにもかかわらず、番組側が必要以上に悪ノリしていた感は否めない。

「ベッキーに近い人たちがずっと頼っていたのが、『金スマ』関係者であるAさんでした。2度目の謝罪会見が予定されたこともありましたが、それを中止するよう動いたのもAさんだった。

 3月に異動になったのですが、それでも番組への影響力は残っている。Aさんは“最後までベッキーを支える”と言っているようですが、どう考えても視聴率のための道具にしたとしか思えません」(テレビ局関係者)