――今回の敵は『ゴースト』に出てくる眼魔ではなく、初代ライダーの敵・ショッカーと、そこから派生したノバショッカーです。

「初代の世界観にゴーストのメンバーが参加するという形だったので、新鮮であり面白かったですね」

――本郷猛役の藤岡弘、さんと共演した感想は?

「藤岡さんが大変重厚な空気感をまとってらっしゃって。現場でも『ゴースト』のみんなは、藤岡さんの存在感に飲み込まれないように必死でした。自分たちのお芝居で初代の世界観にぶつかることを意識していたので、『ゴースト』とはまた違った一面も見られると思います」

――撮影はドラマと平行して行われたのですか?

「はい。映画の撮影期間は1か月ほどだったのですが、御成のシーンは要所要所だったので、撮影に参加した日数はそんなに多くなかったです」

――あらためて映画『仮面ライダー1号』の見どころを教えてください。

「1号とゴーストの共闘シーンは、どちらのライダーファンにも楽しめるものになっていると思います。また『ゴースト』でキーとなるアイコンは、今回の映画でも大事なポイントになっているので、『ゴースト』ファンもワクワクできる作品になっていますよ!」

<プロフィール>

やなぎ・たかゆき 1990年8月6日生まれ。鹿児島県出身。身長185cm。'12年、舞台でデビュー。映画『神様のいうとおり』、『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』、ドラマ『仮面ティーチャー』、『デート~恋とはどんなものかしら~』などに出演。3月26日公開『仮面ライダー1号』初日舞台挨拶に登壇決定。

撮影/伊藤和幸