社会現象ともいえるほど人気を集めたアニメ『おそ松さん』がとうとう舞台化されることが決定! あの独特すぎる6つ子は、誰が演じるのか!? 2.5次元舞台で活躍中の人気キャストによる、松野ブラザーズの撮影に潜入してきました!

 

★高崎翔太 as おそ松(長男)

「舞台化の噂を最初に聞いたときは、“マジかー!?”と素直にびっくりしました。たぶん、この作品は熱量で見せるとかではないですよね(笑)。俳優それぞれが人生観を持ち寄って、客席全体をシュールにおそ松さんの世界観で包めればいいんじゃないかなと思っています。

 おそ松は、自由なところがいいですね。何でもあり! いちばんベーシックで表情が豊か。長男としての責任感がないところもいい!」

 と、おそ松の魅力を語ったとおり、撮影中ものびのびと自由に動き、表情豊か! タブレットでアニメの画像などをこまめにチェックしつつ、カメラマンの声に合わせ、ワンシャッターごとにポーズと表情を変える。カメラマンが思わず「かわいい!」と叫ぶほど、現場は盛り上がっていった。

 

★柏木佑介 as カラ松(次男)

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「いちばんやりたかったのがカラ松。どこまでも兄弟愛にあふれて、すべての兄弟を平等に愛しているのに孤独を感じているところが切ない。本質はまじめで誰に対してもジェントルマンだと思います。舞台はゆる~い空気と、ぶっとぶところはぶっとんじゃう! って感じになるとオモシロいんじゃないかな」

「衣装を着ると、改めてこの役をやるんだなという気持ちになって、心臓がバクバクする」と言いながらも、痛いカッコつけポーズを次々と繰り出し、スタジオ中が大爆笑

「小3から習ってるダンスレッスンでは、誰よりも自分がカッコいいと思いながら踊るように教わっていて、今日の撮影はその感じがあったかも!」

 

★植田圭輔 as チョロ松(三男)

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「アニメが大好きで、舞台化したらいいのにって周りに言ってたので、運命を感じます。でも僕がチョロ松と聞いて、意外すぎて、けっこう大きい声で“えっ!?”って言っちゃいました(笑)。チョロ松の声優の神谷さんが素敵なので、言い回しとかツッコミとか、アニメのいい部分は踏襲しながら、自分にしかできないチョロ松にしたいですね。

 撮影中も、「チョロ松はポーズの法則性がないし、人間には不可能な動きがあったりするから、今日は特に難しい」と言いつつ、どんどんチョロ松っぽさが増していく。

「ツッコミ役としては十四松の暴れっぷりとか兄弟の出方が気になります。周りが個性の塊ばっかりなので、それに対してどう思ってツッコんでいるのかを考えて積み上げて、チョロ松らしさを出していけたら」

 

★北村諒 as 一松(四男)

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おそ松さんのシュールさは、アニメだと空気感や演出で笑えるけど、舞台だと難しいだろうな。ハードルは高いですね。でも、人間がやるからこその空気感を、稽古場でうまく作っていけたら。よく知っているキャストもいて、団結力ができてる状態からスタートできるのはうれしいですね」

「見てください、サンダルですよ(笑)。これ以上ないくらい楽! 家の中にいる俺ってこんな感じです(笑)」

 今まで演じてきたキラキラした印象は封印して、テンションの低さをキープ。

「一松はいつも眠くて、猫背で、けだるくて、めんどくさがりで、無気力な感じ。でも、6人も兄弟がいるのに、自分のペースが揺らがないところがいいですね」

 

★小澤廉 as 十四松(五男)

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おそ松さんは、すごく自由ですよね(笑)。これだけ人気があるのは、本物の面白さがあるからだと思うんですよ。十四松をやるの怖いなー(笑)。シュールな世界って、やっぱり難しい。間とかが重要になってきそうなので、“間のプロ”の翔太くんにいろいろ教わろうと思います」

 十四松については「明るくてピュアだけど、行動ひとつひとつが謎すぎる!(笑)」

 自分自身は「プライベートは根暗っていうか、そんなしゃべるほうじゃないんですよ」と言うが、「十四松が降りてきてる!」とスタッフに言われるほど、泳いだりエビぞったりジャンプしたり、明るくクレイジーな動きがフィット。

「十四松の動きってめっちゃつらかったので、きっと兄弟でいちばん運動神経がいい! アクロバットとか得意そう! 座り方も個性が出るのがいいですね」

 

★赤澤遼太郎 as トド松(末っ子)

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「僕はちょうど今やっているのが“俺様キャラ”の役なんですけど、素はトッティのほうが近いかな。どっちかというと、かわいい系……。あざといかな?(笑)。撮影していて、もっとキャピキャピしなきゃいけないって感じたので、自分のかわいさをわかっているあざとい女性を探して、仕草とか口調とかを盗みたいです!

 舞台は、歌って踊るのかな? と、勝手に想像しています。トド松が踊ったらどうなるのかなぁ~♪と楽しみです。でも、まだ想像つかないですね」

「どうしても立ち方が凛々しくなってしまう。あざとかわいさを、もっと身につけたいです★」と、キラキラした瞳で悩みながらポージング。ハートの作り方も、よりかわいく見える角度や指の形までこだわる。

撮影/渡邉智裕

(c)赤塚不二夫/「おそ松さん」on STAGE製作委員会2016

◎『おそ松さん on STAGE~SIX MEN'S SHOW TIME~』

大阪公演:9月29日(木)~10月3日(月)@梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

東京公演:10月13日(木)~23日(日)@Zepp ブルーシアター六本木

※詳細はオフィシャルHPで確認を

http://osomatsusan-stage.com