また、友達のトンデモ発言にびっくりしたエピソードも。

「女きょうだいで育つと、女性に対して夢を持たなくなりました(笑)。男きょうだいに育った友達や、男子校出身の友達は突拍子もないことを言うんです。女性はオナラをしないとか(笑)。

 いやいや、女性だって男と同じ生きものだからって。だらけるし、甘えるし、いい加減なときもあるよって。僕は女性のそういうところを見ていると、すごく親しみを感じますね」

 では女性に求めるものは?

「刺激よりは安心感かな。母性? う~ん。どうだろう、求めるかなぁ。安心感が母性につながるのかな。女性には安らぎを求めます」

 恋愛よりは、男の友情を優先する?

「昔、彼女に僕の親友を好きになったからってフラレたんです。でも、その親友とは今でも仲がよくて。そこの関係は崩れませんでしたね。もはやその話題は“あのときさ~俺フラレて、あの子お前と付き合ったじゃん! ワッハッハ”みたいな。今となっては昔の話。男の友情は強いですよ」

 最近のイメージとはちょっと違う茶髪姿。

「今、来年公開の映画『キセキ』の撮影中で、この時期限定ビジュアルなんです。レアですよ!」(マネージャーさん)

 最後に「今後もいろいろと取材させていただければ!」と伝えると、熱愛報道の見出しを見て「いろいろっていうのは……まさか……!」と、最後までちゃめっけたっぷりだった。

◎舞台『娼年』

 直木賞作家・石田衣良原作『娼年』『逝年』を、鬼才・三浦大輔の脚本・演出で舞台化。フリーターの森中領(松坂桃李)は、ボーイズクラブを経営する御堂静香(高岡早紀)に見いだされ、娼夫として仕事のやりがいを見つけていく……。

*東京芸術劇場プレイハウス(8月26日~9月4日)ほか、9月7日~15日には大阪、久留米公演も。チケット発売中。詳しくはホリプロチケットセンター03-3490-4949

撮影/廣瀬靖士