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写真はさいたま市青少年宇宙科学館

 家族のお出かけで、頼りになるのが車。荷物が多くても、騒いでも問題なし。公共交通機関にはない自由度が魅力だが、GW中に心配なのが渋滞。

 日本道路交通情報センターによると、高速道路の下り線は5月3日(火)~ 4日(水)に、上り線は5月3日(火)~5日(木)に10km以上の渋滞が多く発生すると予測されている。

「最近は温泉や遊園地があったり、グルメが大充実していたり、非常に進化したサービスエリア(SA)もあります。ただ、GW中の純粋なトイレ休憩であれば、設備自慢ではないパーキングエリアがいいでしょう。人気のSAはトイレに入るのもひと苦労。うまく使い分けてください」(旅行ジャーナリストの村田和子さん)

 お金をあまり使わずに、日帰りでも十分楽しめるスポットは?

「子どもの日に向けて、科学館などでイベントが開催されることも多いです。お出かけサイトをチェックしてみるといいですよ」(村田さん)

 その地域の美術館などの入場券や割引券が綴られた観光用パスの購入もオススメだとか。

「東京の『東京・ミュージアム ぐるっとパス2016』は、あっという間に元が取れて、お得度が高いです。関西なら『ミュージアムぐるっとパス・関西2016』があります」(村田さん)

 また暖かな春は、花の季節。桜はもちろん、菜の花、藤、水仙、つつじなど、一面に咲き誇る光景はきっと印象深い思い出に。かつ、かかる費用は入場料くらい。

「GWだと、桜がきれいなのは青森・弘前や北海道でしょう。どんなお花を見に行く場合でも、気候によって毎年見ごろが変わるので、開花状況のチェックは必須。私は昔、水仙を見に行こうとしたんですが、事前に塩害での全滅を知ることができました。観光協会やその施設のホームページで確認してください。『花の名所案内』というサイトも参考になると思います」(村田さん)