美肌の大敵「シミ」には、色の異なる2種類のシミがあるのをご存じですか? 「たかがシミ」と思っていたら、実は、がんの前段階である可能性も。シミを増やさない、作らせない対策をお伝えします。

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■茶色いシミは日常のクセが原因

 頬や目の下にポツポツと現れ、顔を一気に老けさせるシミ。実は、シミの種類はひとつではありません。肌に点在するシミをよ~く見てください。茶色いシミ、薄いシミ、赤いシミなど、見た目の異なるものがあるはず。

 とくに注目したいのが、「茶色」と「赤色」のシミ。最先端の科学と実験で、日常の疑問を徹底調査するNHKの人気番組『ガッテン!』では、2種類のシミの原因と対策をご紹介しました。

 多くの女性が悩む一般的なシミは、茶色いシミ。おもな原因は、日焼けによってできたメラニンと摩擦による色素沈着です。メイクやスキンケアなどで顔に触れ、無意識のうちに肌をこすることがシミの原因になるのです。

〈茶色いシミの特徴〉
・暗い茶色で、シミの境界線がはっきりしている
・シミの大きさや、色の濃淡にばらつきがある
・頬骨の上やフェイスライン、髪の毛のかかる場所にある

■赤いシミは皮膚科で検査を!

 赤いシミは、茶色いシミより目立ちませんが、放置すると危険なシミがあるので要注意です。

 怖い病気に進行する可能性があるシミは、最初はうっすらとした赤みとなって現れ、放置すると、かさぶたのようなカサカサした赤いシミになります。実はこれ、皮膚がんになるかもしれない危険なシミなのです。

〈赤いシミの特徴〉
・色は赤かピンク色
・表面を触ると、少しざらざら。かさぶたのようなものも
・湿疹のように見えるが、2~3か月赤みが引かない

 赤いシミの正式名称は「日光角化症」。原因は、皮膚深部に届き活性酸素を発生させるUVAと、肌表面でDNAを破壊するUVBの2種類の紫外線です。

 がんのタネは、UVBが皮膚のDNAを破壊することで発生します。通常、UVBは免疫細胞によって退治されますが、これを邪魔するのが、肌深部に届いたUVAによってできる活性酸素。免疫細胞の働きを弱め、がんのタネの成長を助けます。

〈こんな人は注意!〉
・外で活動することが多い
・若いころから日に当たることが多かった
・日に当たると赤くなり、黒くならない
・60歳以上

■初期の段階なら簡単に治療できる

 皮膚がんの前段階である日光角化症は、病巣が表面にある初期の段階であれば、液体窒素で凍結させるなど比較的簡単に治療することができます。気になる赤いシミがある場合は、早めに皮膚科で検査を受けてください。

 次に紹介するシミ対策で、健康的で若々しい肌を取り戻しましょう!