『河童の三平』(著:水木しげる)

 巷ではポケモンGOが大流行しているが、残念ながらポケモンGOに熱中するあまり、恐ろしい事件が起きてしまっているのも事実だ。

 その1つが、北海道でポケモンを探していた大学生が野生のヒグマに遭遇したという事件。ヒグマは日本に生息する最大の陸棲哺乳類で、人を襲うこともある危険な動物である。

 このニュースを聞いて読者諸君はどう思うだろうか。

 自分は都会に住んでいるから関係ないなどとお思いの読者も居るのではないだろうか。しかしポケモンGOをして出会うのは野生のポケモンだけではない。ましてや野生動物だけでもない。

 筆者が警鐘を鳴らしたいのは、野生の「河童」と出会う可能性である。

 河童。日本の妖怪・伝説上の動物、UMA。そしてこの河童は都会でも目撃されており、全国各地に河童伝説は存在する。日本のどこにいても、野生の河童に出くわす可能性はあるのだ。

 河童は水辺にいる人間や、泳いでいる人間を水中に引き込み、溺れさせる恐ろしい存在である。さらに河童は、人間の「尻子玉」を抜くという説がある。尻子玉とは、ヒトの肛門内にあるという架空の臓器、もしくは胃や腸などの内臓のことで、これを抜かれるとふぬけになり、死に至る。

本記事はミステリーニュースステーション山口敏太郎「PRESENTS」アトラスの提供記事になります

 また、カッパの好物といえばキュウリだが、他方で人間の肝を好物とする説もある。そして、他に河童が愛するもの、それは日本の国技、相撲である。

 人間をよく相撲に誘い、相撲に負けた人間は前述の尻子玉を抜かれ、死ぬ。相撲好きの河童はもちろん相撲が強く、見た目は子供のようでも力は人間の大人よりも強く、河童に勝つのは困難である。