たくさんの友達に囲まれた高校時代

 高校時代が一番楽しかったと振り返る2人。友達も多かったそう!

高校時代にやり残したことは? という問いに、「女の子を迎えに行きたかったな」と話す神木隆之介 撮影/佐藤靖彦
高校時代にやり残したことは? という問いに、「女の子を迎えに行きたかったな」と話す神木隆之介 撮影/佐藤靖彦
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神木「僕は自分から声をかけたり、隣のクラスの子にお弁当を少しもらったり(笑)、いろいろして仲よくなって、3年生のときは“廊下にいる人たちはみんな友達”のようになっていました」

上白石「私は周りの友達がみんな面白い子たちだったので、いつも笑わせてもらってました。あとは得意の自転車を使って、文化祭のときは買い出しに燃えてました!(笑)」

 目をキラキラ輝かせ話す2人。さぞかしモテたのでは……?

神木「全然モテませんでした。女の子をほかの教室に迎えに行ったりしてキャーとか言われたかったです(笑)。よく少女漫画にあるような、周りがザワつく中、女子が“〇〇くんが呼んでるよ~”と言って、張本人の女の子は“あんた、何?”というような(笑)」

上白石「私もそうやって男の子に迎えに来られたかったな。“帰るぞ”って」

神木「成立したね(笑)。あとは僕がキャーッて言われるかどうか。“キャー”じゃなくて、“えっ?”って言われるかもしれない(笑)」

 今の仕事をしてなかったら何をしていたと思う?

高校時代にやり残したことは? という問いに「男の子に迎えに来られたかったな」と話す上白石萌音 撮影/佐藤靖彦
高校時代にやり残したことは? という問いに「男の子に迎えに来られたかったな」と話す上白石萌音 撮影/佐藤靖彦

神木「物理学者か数学者。これは来世にかけています(笑)。ものの見方が違いますし、数式を見て“これ美しいよね”とか言ってみたいです」

上白石「私は翻訳家。言葉にすごく興味があって語学も好きで。今も大学で翻訳の授業をとっているんです。翻訳家だったら結婚しても子育てしながらでも家で仕事ができるし。以前、ミュージカルで主役をやらせていただいた『赤毛のアン』でレポートを書いたりもしました!」

<作品情報>
◎『君の名は。』
新海誠監督3年ぶりの新作。東京で暮らす男子高校生・立花瀧(神木隆之介)と、田舎で暮らす女子高校生・宮水三葉(上白石萌音)は、互いに入れ替わる夢を何度も見る。やがて、その奇妙な夢を通じ2人は次第に打ち解け合い、惹かれ合っていくが……。