「杏里は“お母さんが遺してくれたお金だから、絶対に手をつけない”と言っていましたが、ホストクラブに通ううちに、そのお金も使い切ってしまったようです。

 当然、それだけでは足りず、今では500万円ほどの多額の借金を背負ってしまったみたい。1か月くらい前にも、仲のよかった友達に“10万円貸してほしい”と頼んでいたみたいですよ」(前出・杏里の知人)

 ホストにハマるのと比例するように、杏里の仕事は徐々に減っていく。そんな、彼女にアダルトビデオ業界が目をつけたのは、自然の流れだったのかもしれない。

'10年に自宅で撮影された母娘のツーショット写真
'10年に自宅で撮影された母娘のツーショット写真
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「精神的に不安定になっていた彼女だけに、口説くのはそう難しくなかったようです。この1本の出演料は1億2000万円とも1億4000万円とも言われていますが、本人の取り分は2000万円前後とか。

 一般的にモデルの取り分は7割程度なので、この金額は少なすぎます。それでも借金を消したいがために、引き受けたのかもしれませんね」(AV業界関係者)

 だが、ギャラを1億円以上も出して商売が成り立つのだろうか─。

「杏里がデビューするのは芸能人専門のメーカーで、過去にはWinkの鈴木早智子や島田陽子が出演している。しかも、親会社はグループでアダルトビデオの製作販売、ゲームや金融業などで年商1000億円以上を売り上げる大企業です。

 そこのオーナーは、芸能人をアダルトビデオに出すことに情熱を燃やしており、損得は考えていないと評判です。すでに8月に撮影は終わっているようで、9月中旬には写真週刊誌などでヌードが披露され、10月1日にビデオが発売されるようです」(男性週刊誌記者)

 そこで、杏里が所属していた芸能事務所に話を聞くと、

「3月いっぱいで弊社を辞めており、わかりません」

 とのこと。また、ビデオを製作したメーカーの親会社にも問い合わせたが、期限までに回答を得られなかった。