直撃取材に仰天し、天を仰いだ継父・尾崎建夫

 10月1日に発売予定のアダルトビデオ(AV)に出演することが発覚した坂口杏里。すでにこの8月に撮影を終え、9月中旬には写真週刊誌でヌードが披露されるという。

 母で女優の坂口良子さんがプロゴルファーの尾崎健夫との婚約を発表した'11年8月から約5年の歳月が経っていた。

 この婚約から約1年後の'12年8月に、ふたりは入籍。尾崎の故郷・徳島県で行われた披露宴の模様は、『ぴったんこカン・カン』(TBS系)でも放送された。

「披露宴で杏里は尾崎のことを涙ながら初めて“お父さん!”と呼び、良子さんと尾崎は号泣していました。彼は運動会や授業参観にも参加し、父親のようなことをずっとしてきていた。それだけに、胸に来るものがあったのでしょうね」(芸能レポーター)

 だが、幸せは長く続かなかった。この結婚から7か月後の'13年3月27日、良子さんは帰らぬ人となってしまった。坂口さんが死の間際まで心配したのが、自分に憧れて同じ芸能界に入った杏里のこと。その思いは、尾崎も痛いほどわかっていたはずだ。

「良子さんは亡くなる5日前に尾崎さんと2人で都内のホテルに行ったのです。それは母娘で出演していた化粧品会社の広告の契約更新のためでした。

 自分にもしものことがあっても、娘だけでもCMを続けさせてもらえるようお願いに行ったのです。まさに、“人生最後の仕事”は娘のためだったんです。尾崎さんは弱々しい足取りの良子さんを支え、スポンサーにも一緒に頭を下げていましたよ」(良子さんに近しい人)

 良子さんが望んでいたことは、自分がいなくなっても尾崎と杏里、そして長男が家族であり続けること。そして、彼女を支え続けた尾崎の姿勢を聞くにつれ、杏里の気持ちにも変化が出てきたという。

「良子さんが亡くなった直後は杏里ちゃんと尾崎さんは距離ができちゃっていたけど、彼が根気強く義理の娘を食事などに誘ったりして、徐々にわだかまりは解けていった。良子さんが亡くなった翌年には、杏里ちゃんが主催して彼の還暦パーティーを開いたほど。本当の親子のようになっていたんですよ」(前出・良子さんに近しい人)

 良子さんから娘を託された尾崎は、杏里のことをどう思っているのだろうか。9月1日、栃木県内で行われたゴルフのシニア大会に出場した彼を直撃取材した。