88年のSMAP結成当初、香取慎吾は11歳の小学生だった。四半世紀以上の月日をSMAPとして過ごした末っ子は、いつの間にか自分の主張を持った一人前の大人になっていた─
香取慎吾

 香取慎吾はデビューしたころから、やんちゃで天衣無縫な個性を前面に出していた。'90年10月、バク宙の練習中に右足首を骨折した香取。

 年明け元日の武道館初単独コンサートには松葉杖をついて参加というアクシデントもあった。でも、若いころの彼には明るくダイナミックな、太陽のようなイメージがあった。横浜の郊外で過ごした幼少期は野性児のようだ。

「お腹がすいたら虫を食べていたそうです。アリは甘いから好きとかザリガニを竹に刺して焼いて食べて胃のあたりがキリキリ痛くなったとか。

 それでもあきらめず、おじいちゃんに教わってお腹の青い線を取って食べたって言ってましたね」(女性誌記者)

 どこかエキセントリックなキャラはそれまでのジャニーズにない新鮮さがあり、ドラマ『未成年』(TBS系)では知的障害の少年を好演。

 バラエティーの『サタスマ』(フジ系)で扮したキャラクター『慎吾ママ』は子どもたちに大人気となり「マヨラー」という言葉も広まりました。その後『西遊記』(フジ系)の孫悟空役、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(TBS系)の両さん役など、キャラものにも多数挑戦。