吹き替えを担当した映画『アングリーバード』の主人公・レッドと坂上忍

 アニメ映画『アングリーバード』で、怒りを抑えきれない怒りんぼうの主人公・レッドの吹き替えを担当した坂上忍。

「アニメとSF作品は少し前まで、非現実的だからという理由で見ていなかったんです。でも『カールじいさんの空飛ぶ家』('09年公開)をたまたま見たら、泣いちゃって。

 海外のアニメって、ファミリー向けの作品でも皮肉っていたり、美しいだけで終わらせない。そこから食わず嫌いはダメだなと反省しました」

 出演中の『バイキング』(フジテレビ系)では、騒動を起こした有名人などにはストレートに怒りをあらわにするだけに、怒りんぼうな役どころはピッタリ。

「思ったことは言うタイプなので、ストレスはたまるようでたまらないですね。最近イライラしたのは、今回のアフレコ。鳥のキャラクターなので、人間の間合いと違って息継ぎができないんですよ。

 また、ノッてきたなと思ったところで、カットの声がかかるからテンションもキープできないし……。でも、怒っているキャラクターだったから結果オーライだったかも(笑)」

 劇中のレッドは、伝説のヒーローを探す旅に出かけるが、坂上にとってのヒーローとは?

「高倉健さんですね。共演はかなわなかったのですが、よく行くご飯屋さんが一緒だったんです。店でお会いすると、健さんが毎回僕の分まで払ってくれていたんですよ。健さんのような方を見ると、偉い人ほど偉ぶらないんだなと実感しましたね」