食事編

 

■ごはんと味噌汁、右に置くのは?

 味噌汁。ごはんは左。日本人の基礎の基礎です。日本文化の考え方では“左上位”のため、主食のごはんが左となります。

 ある芸能人の方がインスタグラムに逆の写真をアップして炎上したこともあったようです。また、焼き魚の向きが逆の写真をアップして炎上した議員さんもいましたね。尾頭付きは、頭が左です。

■お刺身のわさび、しょうゆに溶かす? 身に直づけ?(★)

 正解は、身に直づけ。しょうゆにわさびを溶かすと見た目が美しくありませんし、すったばかりの本わさびの風味も落ちてしまいます。クセでしょうゆに溶かしてしまいがちですが、お刺身の身にわさびをのせたほうがいいですね。溶かすより、ずっとおいしくいただけますよ。

■大皿から取るとき、自分の箸を上下逆に持ち替える?(★)

 よかれと思って上下を逆に持ち替える人がいますが、“逆さ箸”はマナー違反です。手で触れていた部分で食べ物を取ることになるので、不衛生ですし、見栄えもよくありません。

■箸で取ったものの汁がたれそう! 手で受ける? 小皿で受ける?(★)

 口に運ぶときに、逆の手を添える“手皿”をマナーと勘違いしている人が多いのですが、実はNGです。こぼれる心配をするのであれば、小皿を持つのが正解です。手皿はドラマやグルメ番組などで見ることも少なくありませんが、子どもも見ているので、正しいマナーや所作で映ってほしいと思います。

 また、テーブルと身体が離れすぎている方も多いですが、こぶしふたつ分くらい空けるといいです。頭を下げると犬食いとなりますので注意し、(頭を上げたまま)上体をやや前に倒し、口がテーブルの上に来るようにすれば、たとえ落としてもお皿の上だから大丈夫です。

■焼き魚の骨をはずすとき、手を使ってもいい? あくまで箸だけ?(★)

 もちろん、いいですよ。上身を食べてしまったら、骨が出てきますよね。そして、背骨を頭のところで折ると思いますが、その際に手で頭を軽く押さえるのはOKです。とはいえ、ただ手を使うより、懐紙で覆うと上品で手も汚れません。

 はずした骨は(お皿の)向こう側に置き、下身を食べ始めます。くれぐれも、ひっくり返して下身を食べることはしないように。

■引いてもらったイス。座るのは左から? 右から?(★)

 基本は左から。これはプロトコルマナー(国際儀礼)です。晩餐会では、全員が同じ側から出ないとぶつかってしまうので。

 ただ、面接など緊張感のあるシーンであれば守ったほうがいいと思いますが、レストランで自分は右にいるのに、わざわざ左に回る必要はありません。それは不自然ですよね(笑)。国際儀礼が左だと知っていれば、あとは臨機応変に。

■ナイフで切り終えた後なら、フォークを右手に持ちかえてもいい?(★)

 右手にナイフ、左手にフォークが基本です。メインを一気に全部切り分けてしまうのもNGです。正式の場で、フォークを左手から右手に持ち替えると下品ととらえられることも。カジュアルなお店であれば、持ち替えても大丈夫です。