古都・京都の街に雨音が響く昼どき。緋色の相合い傘の下、身を寄せ合う新郎新婦がいた。片岡愛之助藤原紀香だ。

「『古都京都の文化財』のひとつとして世界遺産にも登録されている賀茂別雷神社(上賀茂神社)での挙式には、ふたりの親族をはじめ約600人の一般客も祝福に駆けつけました。

 紀香さんに雨粒があたらないよう愛之助さんが傘を紀香さん側に広くかかるようにさしている姿が印象的でしたね」(スポーツ紙記者)

 紀香は有名な京都の本手描友禅作家の秋山章氏が手がけた白無垢。打ち掛けにはパールの箔で愛之助の定紋“追い掛け五枚銀杏”をイメージした紋様が施されている。

 愛之助は黒の紋付袴で登場。雨のためか少々の遅れはあったが一般客から「おめでとう!」というたくさんの祝福を受けながら、無事に式を終えた。

結婚式の参列者は近親者のみでしたが、大安吉日の9月28日には、東京の帝国ホテルで披露宴が催されます。愛之助さんは、とある会見で“豪華でもなければ、長くもない。コンパクトでシンプルです”と、宴について語っていました」(前出・スポーツ紙記者)

 司会はフリーアナウンサーの徳光和夫に依頼しており、ほかにも多くの歌舞伎役者や芸能人らがふたりを祝福に訪れる。