豊洲新市場のイメージは悪化の一途(共同通信ヘリから空撮)

4年後の東京五輪で使う道路建設は間に合わない?

「間に合いますよ。トンネルを掘らなければいいだけのことです」

 と政治評論家の有馬晴海氏は明解に言い切る。

 地下空間の存在が明らかになる前から、移転を延期したら'20年東京五輪で使う環状2号線の工事が間に合わなくなるとの指摘があった。主催都市は東京都だけれど、五輪には国の威信がかかる。それでも小池知事は豊洲移転について「いったん立ち止まって考える」と約束したとおり、移転延期を決めた。

 全長約14キロの環状2号線は、五輪で新国立競技場と晴海の選手村、有明の競技会場を結ぶ。築地市場跡地にトンネル入り口をつくる計画なので、引っ越しが完了しないと工事に着手できない。選手の円滑な移動が妨げられる心配がある。

 前出の有馬氏は、「トンネルではなく地上を通せばいいんです」として次のように話す。

「虎ノ門―新橋間の通称・マッカーサー道路はすでに開通している。未開通の新橋―豊洲間では築地大橋ができているから、築地市場跡地の計画部分は地上に仮設道路をつくればいいじゃないですか。道路より食の安全ですよ」

 理想を追い求めなければ、なんとかなるかも!?