“男はつねに妻のヒーローでいたいと思っている”と女には若干理解しがたい夫の願望を教えてくれた下木さん。そんな夢見る夫の気持ちを萎えさせる瞬間とは!?

 次は、赤裸々な夫たちの告白「離婚を考えた瞬間──妻のここが嫌!!」をご紹介します。

■「毎月、生理のたびに離婚のふた文字が」(東京都・42歳・自営業)

 ズバリ、妻の生理中です。これは結婚する前からなんですが、生理になる3〜4日前からだんだんイライラしだし、そこから1週間は最悪。もちろん最初は、女性って大変なんだと理解したつもりだし、家事全般を手伝ってきました。腰のマッサージだってしました。

 それがいけなかったのか、どんどん妻の態度はエスカレート。妻が生理中の私はもはや奴隷状態です。ソファーにドカッと寝転がり、腰が痛いんだからコーヒーいれろだの、起き上がれないからリモコン取れだの、生理中の最低4日間は腰を揉めだの……。最初はしぶしぶ応じるのですが、「それくらい自分でやってよ」と言ったら最後、決まって「男に生理のツラさはわからない!」とブチ切れられます。実際、なったことないので、そりゃ、わかりませんよ(開き直りじゃないです)。でも、それを言ったら本当におしまいなので、グッとこらえるしかありません。

 つまり月に1度、といっても10日以上は、家事もしなければ当然、飯もなし。私からしたら、ただのサボリにしか見えません。毎月、生理のたびに離婚のふた文字が頭をよぎります。

■「まるでストーカー。すべてを把握したがる妻に嫌気」(千葉県・37歳・会社員)

 結婚して13年。毎日、妻からの監視にウンザリしています。ラブラブだった新婚当初は、お互いの“帰るコール”のメールはハートマークなんてつけていましたが、今は仕事が終わったらなぜか「今、終わりました。帰ります」と敬語でLINE。

 それだけならまだしも、飲み会はもちろん、残業するときまで、誰とどんな内容の仕事で遅くなるか報告しなければなりません。報告が少しでも遅いと「何してるの?」と、大量のLINEが。だからといって、報告しても既読無視だし、早く帰っても喜ばれるわけでもないんですけどね。

 最近は、GPSでスマホの位置特定ができる、いわゆる“浮気アプリ”まで入れられました。一瞬、そんなに俺のことが好きなのか!? と、いいほうに考えてみることにしましたが、その気持ちは3日も持たず。妻が思っているような、やましいことなんてないのに、なぜそんなに監視したがるのでしょうか……。

 妻は「夫が何をしているか知る権利がある」と言うけれど、自由がない生活がしんどいです。