ミッツ・マングローブからの言葉

「実は先日、ミッツ・マングローブさんとお話しする機会がありまして。ドラァグクィーンとして活躍されているミッツさんに、こう言われたんです。“私たちにとって『プリシラ』という作品はバイブルだから。みんな注目してるからね”って。

 役に立つ経験談などもいろいろ教えてもらいましたけど、すごいプレッシャーをかけられました(笑)。メイクもダメ出しされました。キレイとかかわいくするというより、盛ってナンボ。

 語尾を“〇〇なのよ、うふっ”とかやれば一見それなりに見えるかもしれない。でも本当はどういう人間で、どういうことがあったから今こうなんだと、泥臭いところまで感じられるような役作りをしないとミッツさんたちは納得しないと思います! コワいですよね(笑)

 でも、せっかくやるんだったらあの方たちが“そうなの!”って思えるところまで演じ切りたいです」