強面だが実はトークも達者

 スキンヘッド&髭でパッと見、大変な強面に見えるが話してみると、ただのおもろいナニワのお兄ちゃん。トークも達者なのでバラエティ番組でも、チャンスさえあればもっともっと弾けることができると思う。

 タイプ的に言うと『民王』でも共演していた遠藤憲一さんに似ているかな。役のキャラの振れ幅が大きければ大きいほど映える俳優。硬軟どちらの役にも対応できる。

 私が携帯番号を知っている数少ない芸能人の一人なので(笑)、来年は今年以上に大ブレイクしてもらって「あいつ、俺の後輩やねん」と自慢させていただきたい。

 よって山内くんには「2017年さらなるブレイクが期待できるで賞」を差し上げて勝手に表彰したいと思う。

 そんな山内くんとイベントをやる。拙著『らぶれたあ ~オレと中島らもの6945日~』(11月22日発売/講談社刊)の出版記念で、11月28日に新宿歌舞伎町のロフトプラスワンにてトークライブ「一夜限り!らもはだ復活祭」と題して故・中島らもさんの思い出を語る会を開催する運びとなった。他に松尾貴史さん、らもさんの娘さんで作家の中島さなえさんも出演。

 山内くんのトーク力が、たっぷりと堪能できますので良かったら来てやってください。よろしくね!

【プロフィール】
鮫肌文殊(さめはだ・もんじゅ)
放送作家。’65年神戸生まれ。古舘プロジェクト所属。「世界の果てまでイッテQ!」など担当。渋谷オルガンバー「輝け!日本のレコード大将」(毎月第2金曜日)、恵比寿頭バー「歌謡曲主義」(毎月第3火曜日)などでの和モノDJ、関西伝説のカルトパンクバンド捕虜収容所のボーカリストなど音楽活動も数多い。