12年間の報道キャスターに区切りをつけたフリーアナウンサーの古舘伊知郎が、11月6日スタートのフジテレビ系バラエティー『フルタチさん』(日曜夜7時)でレギュラー復帰する。キャリアを重ねたなかでの“しゃべり人生”、そして低迷するフジで担う新番組への思いとは? “古舘節”で心境を激白!
フリーアナウンサーになり、何かとその発言が話題になることが多い古舘伊知郎

「学生時代に目指していたアナウンサーに、たまたま運よくなれちゃった。男前でもないのに、(テレビ画面に)顔出しできる。そのためにどうすればいいかを考え、欲望全開でした。29歳で局アナからフリーになりましたが、一寸先は闇。

 保証がないですから、売れたいと思いましたし、僕のしゃべりを評価してもらいたい、面白いと言われたい。30代、40代になっても欲深くてギラギラしていました。

 60歳を越えて“少しは枯れました”と、カッコよく言いたいけど、ずーっと変わっていない。ギラギラしていないと、コトンと倒れて死んじゃう。走り続けていないといけないんじゃないかと思っています」

 フリーアナウンサーの古舘伊知郎は、こう振り返る。

 古舘は、立教大学卒業後、'77年にテレビ朝日のアナウンサーとして入社。“古舘節”とも言われるプロレス中継の実況で人気を博し、'84年に退社し、フリーに。『夜のヒットスタジオDELUXE』、『F1グランプリ』(フジテレビ系)、『オシャレ30・30』(日本テレビ系)、『アッコにおまかせ!』(TBS系)など人気番組にレギュラー出演し、'96年には『NHK紅白歌合戦』の白組司会者に、民放出身のアナウンサーとして初めて選ばれた。