ドラマ『運命に、似た恋』に出演する久保田紗友 撮影/撮影/廣瀬靖士

 小学生のときから舞台やCMに出演し、’13年にはドラマ『神様のイタズラ』の主役に抜擢された久保田紗友。今年7月に放送された『喧騒の街、静かな海』では、ワケありの女子高生役でディーン・フジオカと共演した。

「大先輩方のお芝居を同じ現場で、生で見ることができたりするとすごく勉強になります。“うれしい、楽しい、やったー”みたいな感じになります(笑)

 ディーンさんはすごく完璧な人で、ファンの方が思い描かれているそのままです。気遣いもすごくて、本当に優しかったです」

 と、撮影当時を振り返る。現在放送中のドラマ『運命に、似た恋』(NHK 毎週金曜夜10時~)では、ちょっとクセのある高校生、カメ子を演じている。

「設定としてはちゃんと名前があるんですけど、台本にも“カメ子”で書かれています(笑)。カメラが好きなオタク、というのが由来だと思いますけど」

 プライベートで写真を撮ることはある?

「もともと写真を撮るのが好きだったんですけど、インスタグラムを始めてからちゃんとしたカメラでと思って、今年1月にお年玉でミラーレスの一眼レフを買いました。

 自分のカメラを手にしたときはめちゃくちゃうれしくて(笑)。ペキニーズというブサカワの犬を飼っているんですけど、一番初めに撮ったカットがその子の写真です」

 ドラマでのカメ子は、思いを寄せる男の子をこっそり隠し撮りしているけど……。

「もし私に好きな人ができたら、ちゃんと話したいなと思いますけど、カメ子は相手を直視できないんですよ(笑)。だからカメラのレンズを通して見ているのかなって」