ヒロインの素顔から物語のキーアイテムまで、『べっぴんさん』をさらに楽しむための7つのポイントを紹介します!

四つ葉のクローバーに込められた“思い”

 ヒロイン・すみれ(芳根京子)の母・はな(菅野美穂)が刺しゅうしてくれた“四つ葉のクローバー”のハンカチ。第1話の冒頭、『キアリス』の創業20周年パーティーの場面でも、すみれが大切に握りしめていた。

「“四つ葉のクローバー”は、物語を象徴するアイテムで、4つの葉に込められた意味は、“勇気” “愛情” “信頼” “希望”です。すみれは仲間たち4人と子ども服専門店を立ち上げますが、周囲にそういう仲間がいることが、彼女にとっての幸せの実現になる、ということを四つ葉のクローバーの意味にしていきたいな、と思っています」(三鬼一希チーフ・プロデューサー)

パワーの源は食べること!?

 食べることが大好き! と公言している芳根。その言葉を裏づける証言が、父親・五十八役の生瀬勝久から飛び出した。

「出演者が本番前にたまっている前室という部屋があるんですけど、いつもたくさんのおやつを芳根さんが差し入れしてくれるんです。でも“みなさん、どうぞ”と言いながらほとんど自分が食べているという(笑)。その座長感たるやすごいな、と思っていつも見ています。とても愛らしいですよ」

はなと五十八の仲は、本物の夫公認

(c)NHK

「菅野さんとは今回が初めてご一緒させていただいているんですけど、旦那さん(堺雅人)とはけっこう仕事をしていまして」

 堺とはドラマ『リーガルハイ』や映画『南極料理人』で共演し、今回は菅野と夫婦を演じている生瀬勝久

「あちらは大河(『真田丸』)の撮影中ですが、“妻をよろしく”と、メールをいただきました。なので“まかせとけ”と、劇中のセリフと同じ文言を返しておきました」

 堺からのお墨つきももらい“公認”の夫婦になれた!?