プライベートQ&A

高梨臨 撮影/齋藤周造
高梨臨 撮影/齋藤周造
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――休みの日の過ごし方は?

「休みの日は基本的に何もしてないんです。家で映画とか見てることが多くて。結構多趣味なので好きなことはいっぱいあるんですけど……常に役について考えているなと。この作品の撮影中だったらずっと彩音のことを考えてますし。意外と自分って何もないんだなあって思います(笑)」

――多趣味ということですが、具体的には?

「飽きっぽいのですぐやめちゃったりするんですけど、将棋やゲーム、マンガも好きで。どちらかといったらインドアかもしれないですね。最近はずっとパズルゲームをやっています。RPGも好きだけど、やるとハマっちゃってそれだけになっちゃうので、手を出さないようにしてます(笑)

 ゲームするときは何も考えないです。セリフ覚えるときも、1回ゲームを挟んだりして、脳みそをからにして、よし、こっから覚えようって。切り替えに使っています」

――好きなマンガは?

「今度ドラマ化する『東京タラレバ娘』が大好きなんです。同世代の話で、グサグサくる(笑)。エッセイ的な要素が多いので、東村アキコ先生がすごく好きです。最近は『ひまわりっ(~健一レジェンド~)』も読んでました。東村先生の作品は親近感が湧くというか、きれいなヒロインじゃないところがすごくいいなって。見るマンガよりは人間味のあるほうが好きですね」

<作品情報>
『種まく旅人~のつぎ木~』
市役所勤めをしながら実家の畑で桃を育てている片岡彩音(高梨臨)。目標は、亡き兄が接ぎ木で作り出した新種の桃「赤磐の」を品種登録すること。ある日、東京から農林水産省の若き官僚・木村治(斎藤工)がやって来る。ギクシャクしながらも、二人は少しずつ距離を縮めていくが――。
岡山県先行公開中、11月5日(土)有楽町スバル座ほか全国ロードショー

<プロフィール>
高梨臨(たかなし・りん)
1988年生まれ、千葉県出身。2012年、アッバス・キアロスタミ監督によるカンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作『ライク・サムワン・イン・ラブ』に主演し、第27回高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞。2014年のNHK連続テレビ小説『花子とアン』の醍醐亜矢子役で話題に。以降、TBS『まっしろ』、日本テレビ『Dr.倫太郎』、テレビ朝日『不機嫌な果実』などのドラマに出演。11月18日(金)配信予定のHuluオリジナル連続ドラマ『代償』に出演。