10月25日、大麻取締法違反(所持)の疑いで、2011年から移住している沖縄・石垣島の自宅にて逮捕された、元女優の高樹沙耶(本名・益戸育江)容疑者。高樹容疑者は2016年7月の参院選に、医療用大麻の合法化を訴え出馬。落選はしたものの、大麻合法化活動家として知られている人物の逮捕に衝撃が走った。これを受けフィフィは、高樹容疑者のその“立ち位置”が与えてしまうであろう影響について危惧する。

"医療大麻"合法化を訴える活動家であるがゆえの罪

 今回のケースは、“芸能人が大麻所持で逮捕された”という一言では済まされないよね。所持、使用していたという罪だけでは済まされない、別の罪があると思う。その罪は、大きく分けて二つ。

 そもそも"医療大麻"という存在自体、国内の多くの専門家たちのなかで賛否が分かれています。しかし、少なくとも彼女や、その仲間は自らの信念で"医療大麻"合法化を訴える活動をしてきました。

 いまは容疑を否認しているようだけど、たとえ彼女が所持、使用していなかったとしても、同じ家のなかに所持している人がいる、快楽のために使用している人がいる、そういう場所に住んでいたわけですよね。