「山Pの名前を出してもファンのウケがよくなかったからか、“ん? 有名じゃないの(笑)。じゃあ亀梨(はどうなの)?”と、飛ばしたんですよ。会場は大歓声に包まれましたよ」(前出・音楽誌記者)

 赤西の口から久々に飛び出した、ライバル・亀梨和也の名前。その言葉を聞いた会場のファンの中には、感極まって泣きだす人もいたという。

 今までの赤西なら冗談でも“亀梨”の名前は口にしなかっただろう。いったい彼にどんな心境の変化が起きたのだろうか……。

「そもそも2人は、ある女性をめぐって仲が悪くなったんです。グループ結成当初のことでしたが、それ以来ずっと険悪のままでした。

 CM撮影のときに、スタッフに相手の悪口を言い合っていたこともあり、現場が凍りついてしまったこともありました」(CM制作会社スタッフ)

 赤西が抜けたあと、田中聖が脱退('13年)。今年3月に田口淳之介が脱退すると、グループは活動休止に。当面は残った3人でソロ活動をすることになるというが、

「事実上の解散みたいなもので、いざそうなると、それぞれが寂しさを感じているようです。特に赤西は亀梨と人気絶頂のころのKAT-TUNを支えていたわけですから、彼の胸に何か去来するものがあったんだと思いますよ」(前出・スポーツ紙記者)

 メンバーが別々の道を歩み始めた結果、“犬猿の仲”と言われていた赤西と亀梨の溝が埋まり始めたということなのか。6人そろったKAT-TUNを見られる日が、再び来ることを祈りたい─。